ファンタシースター 千年紀の終りに
メガドライブ専用ソフト
1993年12月17日発売 定価8,800円
24M+B.B(3)
プロローグ |
遙けき時の彼方より つむぎし 魂の祭 果て 在りし者 其を天空に掲ぐ 成すは死の点鐘 成すは紫紺の灯火 成すは絶え無き千年紀… |
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惑星管理システム「マザーブレイン」の破壊。 そして第1惑星パルマの爆発・消滅…。 モタビアは、科学文明と共に総人口の90%以上を失った。 それから1000年…。 モタビアには、ハンターと呼ばれるモンスター狩りを生業とする者がいた。 そんあ、ある日、 ライアとルディ、この2人のハンターにモタビア・アカデミーから仕事の依頼が舞い込んだ。 早速、アカデミーへ向かった2人だったが…。 |
(マニュアルより) |
ゲームの紹介 |
「I」、「II」の直接的な続編として、このソフトは誕生しました。 舞台は「II」の時代から約1000年後、AW2284年の惑星モタビアから始まります。 アルゴル創世記の謎が全て解き明かされるシリーズ完結編です。 「I」「II」の開発に携わってきたスタッフも、各々がレベルアップを果たし、その腕前を存分に発揮し、非常に完成度の高いRPGに仕上がっています。 初めて情報が公開された当時はゲームの正式タイトルは「ファンタシースターIV」だったのですが、今までシリーズに触れたことのないユーザーが敬遠するのでは…という理由から、「IV」が取れ、現在のタイトルとなりました。 今まで厳しかった難易度もかなり下がっており、初心者でも安心してプレイできるバランス取りがなされており、非常にテンポ良く物語が展開していきます。サクサク進みすぎて、歯ごたえが無いと感じるプレイヤーも居るかもしれません。 今作で初めてシリーズに触れるプレイヤーにも充分に楽しめるような作りになっていますが、各所に前作までのネタがちりばめられているので、シリーズを通してプレイした方がより楽しめるでしょう。 キャラクター作りもより洗練され、魅力的な登場人物が大勢登場します。組めるパーティは5人制となり、物語の進行に応じて随時入れ替わるといったシステムが採用されています。任意での変更は基本的にできません。 戦闘シーンは、「II」のような派手な動きは見せなくなったものの、エフェクトが非常に凝っており、今回も視覚的に楽しませてくれます。従来のマジックやテクニックの他に、特技という要素も加わり、攻撃方法やそのアニメーション効果もバラエティに富んでおります。 今作の一番の目玉は、やはりビジュアルイベントでしょうか。イベント時に次々と美しいビジュアルがタイミング良く挿入され、物語を盛り上げてくれます。用意されているビジュアルの枚数も膨大で、見応え抜群です。 全ての謎が解明(?)され、アルゴル太陽系の物語はひとまずここに完結しました。そして「ファンタシースター」は、プラットフォームをドリームキャストに変え、「ファンタシースター・オンライン」として、新たな展開を迎えます。 |