なぜなにファンタシースター

ここでは、私が思った事、疑問に感じた事、推察、マメ知識、ツッコミ、ネタ等々、どうでもよさそうな事柄をだらだらと書き綴っていこうかしらと思っております。
真面目に書いているところもありますが、殆どは不真面目です。
それとこのページの性格上、全PSシリーズをクリア済みでないと読んでてもちっとも面白くないと思います。
思いついた事柄を随時だらだらと追記していきます。


■IIの戦士達■
ユーシスの家で、ユーシスはじめ8人の戦士達の顔グラフィックを確認することができるが、ユーシス以外のグラフィックを登場順に右へ並べていくと、背景が綺麗に繋がっている。
なんだかどうでもいいネタですね。

■アリサの血■
公式設定資料集に掲載されている年表によると、AW843年に「地球人の手によって王朝関係者の避難していた宇宙船が爆破され、ランディールの血は途絶えたかに見えた。」とある。
(でもその次のページにある用語解説の項では全滅したって書いてあるんだよなぁ……(しかも年まで違う)。これに限らずこの本は変な食い違い多過ぎ)
仮にこの事件によりランディール家が全滅したとなると、はたしてユーシスは誰の末裔になるのだろうか……?
AW813年、アルゴルから遠く離れたアレサランドにて大魔王カブロンを倒したアリサは、またまた悪の気配を察知(地球人類のアルゴルへの接近)し、上記の事件以後にアルゴルに帰還。そこで結婚してユーシスに繋がる血を残したのではないだろうか。
ユーシスが毎晩夢の中で「アリサの悲鳴」を聞いたり、剣技に優れていたりと、アリサの血をより濃く継いでいるようにも思えますし。
ユーシスを取り巻く事件各所でルツがかかわっていたり、青い髪の色からして、この時の結婚相手は実はルツだったりして。いやーん(*´▽`*)

■合■
「I」での第二惑星モタビアの設定は、マニュアルには「公転周期が長く、第一惑星パルマと交差して太陽のまわりを回っています。現在は、3つの惑星の中でもっとも太陽の近くにあり、地表は乾き、砂漠化しています」と書いてあります。
その説明を読んで、「I」をプレイしていた当時の私は、パルマとモタビアは一定の周期で外回りと内回りが変わり(冥王星みたいなもんか)回っているものだと思っていました。
「パルマと交差して」「現在は、」なんて書いてありますし、パルマが第一惑星と呼ばれているのも、AW紀元が成立した時点では最も内側を回っていたから……と思っていたんです。
なので、「II」の時代のアルゴル太陽系でパルマが内側に来ていた事に対しても、まったく違和感なぞ持っていなかったのです。この時代のタイミングではパルマが内側なんだな、と。
だが、しかし。
公式設定資料集の年表にて”合”なる設定が追加されているのを見て超ビックリ。それまでパルマとモタビアの入れ替わりになんの疑問ももっていなかった私は、突然振ってわいて出てシリーズを締めてしまった「大いなる光」の存在と同じくらいの衝撃を受けたのです。
三惑星が一直線に並んで重力干渉云々とか言われてもなぁ……。

■聖剣の洞窟■
「IV」の終盤、ルディはエルシディオンに会うために聖剣の洞窟の奥へと進む。その最深部にはアリサの像が立っており、その手には聖剣エルシディオンが……。このエルシディオン、フィールドマップで見られる剣の画像と、その直後に始まるビジュアルシーンでは、剣の立て掛けている向きが逆だ。何故だろう?ルディが置き直しのだろうか(んな馬鹿な)。

■総督■
総督とは、「植民地の政務をつかさどる最高行政官」の事である。
モタビアへの植民がはじまった頃はいいとして、AW264年に州として制定されたのなら、肩書きは州知事になるのではないだろうか?
いま辞典を見たら、「すべてを指図し率いる役目」とも書いてあったから、そっちの意味なら間違いというわけでもないのか。でも州だし……やっぱり違うのか。どっちなんだぁ。

■タイトルの由来■
ファンタシースター……このゲームタイトルは、どのようにしてつけられたのだろうか?
「I」開発時、メインプログラマーのMuuuu Yujiこと我らがヒーロー中裕司氏は、当時人気アイドルのノリピーこと酒井法子の大ファンで、「渚のファンタシィ」という曲がお気に入りだったそうな。
そこから、ファンタジーをもじって「ファンタシースター」という名に決定した、というのはファンの間では有名な話。
ちなみに開発初期段階では「スペースファンタジー」という仮タイトルで、途中で「スターファンタジー」となっていたが、月並みな感じなので決定しなかった。その後上記の曲名をヒントに、「ジー」を「シー」に変え、前後を入れ替えて「ファンタシースター」と提案したら、それに決定したそうだ。
「I」開発初期段階時は、セーブシステムはバッテリーバックアップとパスワード制を併用していたが、パスワードが長くなり過ぎるからか、パスワード制は途中で没に。それと、第一惑星はパルマではなくアルデバランという名称で、「霧のレクシオン」という名の第四惑星が設定されていた(Beepの記事より)。しかし容量不足で第四惑星は開発途中(企画段階?)で没に。どのような舞台だったのか、気になるところだ。

■誕生日■
「I」〜「IV」の登場人物の誕生日は、当時の開発スタッフの誕生日と同じである。
いや、それだけなんですけどね。
なかでも、よしぼん氏とネイの誕生日が同じだというのが興味深い。本人はアンヌが一番好きだと言い張っているが、絶対嘘だ。

■デゾリスペンギン■
惑星デゾリスのゾーサという街では、デゾリスペンギンという生物を放牧している。
街の人の話によると、デゾリスペンギンは、デゾリスに生息するバイオモンスター「アウルデゾリア」を品種改良したもの、だという。が、しかし。
アウルとはOwl、すなわち梟(フクロウ)科の事だ。アウルデゾリアがちゃんと空を飛べそうな翼を持っている事からも、間違いないでしょう。目の位置も正面を向いているし。
そのアウルデゾリアを品種改良して、ペンギンになってしまうというのは……どうなんだろう。アウルデゾリアとデゾリスペンギンって似ても似つかぬ姿をしているしなぁ。う〜ん。
これはきっと、品種改良に当たった人物は、トリンコ村に住むセクレアス氏のような大変な動物好きであり(PSOのガルス博士でも可)、ペンギンという鳥にとても憧れていた。そこでたまたま手短に居た鳥(アウルデゾリア)をとっ捕まえてきて、それを自身の憧れる理想のペンギンにしてしまおうと試みた。そして長年の血の滲むような努力と研究を重ねた末に遂にデゾリスペンギンを完成させた。彼はそれに飽き足らず、デゾリスペンギンの着ぐるみを作り着用し、ペンギンの群れに囲まれ幸せな人生を過ごした事だろう。
デゾリスペンギン物語・完

■日食■
第三惑星デゾリスでは、100年に1度、太陽がパルマに隠れて日食が起こる。しかし「II」の時代にパルマは爆発・消滅してしまい、パルマが太陽を隠すという事は、なくなった。
「IV」の時代では、千年に一度リュクロスが接近する事によって起こるという設定になっていた。ということは、リュクロスが太陽を隠すという事なんだろうか。
ルディ達が初めてリュクロスを発見した時は、太陽系の外周ギリギリの位置であった。そんなリュクロスが太陽を隠す位置にあるとも思えないのだが。しかしゲーム画面では最も太陽に近付く軌道を描いてるんだよなぁ……。それにエアロプリズム無しでは確認することもできない(隠されている?)ような星が日食起こせるんだろうか。謎だ。

■ネロ■
主人公アリサの義兄であり、スペースポートで荷揚げ作業員として働くネロは、アルゴルを破滅に導くラシークの企みを調査しているところを察知され、ロボットポリスに殺害されてしまう。
彼は何故、そのような危険な仕事をしていたのだろうか。
ネロの両親は、モタビア総督の腹心の部下である。この両親はAW338年に事故で死亡している。
たとえば……荷揚げ作業員というのはいわば表の顔で、死亡した両親を継いでネロは総督の下で働いていた。
現パルマ国王ラシークとの不仲が噂されるモタビア総督は、やっぱりラシークと不仲で、彼が王であることが面白くなかった。きっと「パルマ王に相応しいのは俺様だ。いつかは俺が王に……クククク」などと善からぬ事を考えていたんだろう。
そんな中で、ラシークら貴族階級の人間が邪教に取り付かれた……という噂が流れはじめた。
そこで総督は「今こそ俺が王になるチャンスだ!」とばかりに、部下であるネロに、乱心したラシークの調査を命じていた……というのはどうだろう(どうだろう、と言われても)。

■パルマ爆発・消滅■
モタビアに落下した退避宇宙船(謎の残骸)に残る記録によると、AW1284年、第一惑星パルマは人工衛星ガイラの衝突により爆発・消滅した……とあるが。
ここで注目するのは、ユーシスがバイオシステムから持ち帰ったシステムレコーダー。
ライブラリで解析されたシステムレコーダーの示すグラフを見ると、AW1285年以降のデータが表示されている。すなわち、システムレコーダーを回収した時点で、既に年を越してAW1285年に入っているのだ。

■ファル■
設定では、「誕生して1年足らず、年齢でいうと1歳半」とあるが(この説明からして既に妙だが)、全ての設定を整理してみると、ゲーム開始時点で2歳を超えているのは明らかである。
というわけで、うちのキャラクター紹介欄では2歳としています。

■アリサの年齢■
取扱説明書にあるプロローグ、彼女の誕生日、ゲームのオープニング……からして、ゲームスタート時点での彼女の年齢はまだ14歳ではないかと思うのだが、どうなんだろうか。

■復刻版■
Mark-III/マスターシステム版「I」が、後にメガドライブ用ソフト「復刻版」として発売されたのはご存知の通り。このソフトは移植作……というよりはマスターシステム版そのものです。
カートリッジ内には、マスターシステム版のROMチップがそのまま入っていて、+メガアダプタといった仕様です。飛びやすいセーブデータといった特徴をそのまま再現(?)されているのも、そのため。
(ちなみに筆者は、マスターシステム版をプレイしていてセーブデータが飛んだという経験は一度も無いです。飛びやすいという話を聞いたのはつい最近になってから)
元々メガドライブには、マスターシステムと同じ機能が搭載されていて、8bitのROMを挿せばマスターシステムとして起動するようになっています。
ではメガアダプタはなにをやっているのかというと、コネクタの違いを埋めているだけです。
メガアダプタのような互換アダプタは海外(特に欧州)ではかなり需要があるので、元々は海外で発売することを前提に作られたものかと思います。
メガアダプタを使ってマスターシステムのソフトを立ち上げてもFM音源が鳴りませんが、上記の理由で開発されたものであればそれも納得です。海外のマスターシステム本体はFM音源が元々内蔵されていないので、対応させる必要もないのです。
日本で本気で普及させるつもりなら、ちゃんとFM音源が鳴るように作るでしょうし(といってもマスターシステムとメガドライブでは搭載しているFM音源チップが違うので、音が鳴るようにメガアダプタにチップを載せようとすると値段が高くなりますし、あまり現実的な選択では無いでしょう)。
「復刻版」はマスターシステム版そのまんまなのでFM音源のプログラム自体は入っている(はず)。それが鳴らないのはちょっと残念ですねぇ。

■ラコニアンアックス■
「IV」での最終決戦時に、それまでパーティから離れていた仲間達がエアポートに駆けつけてくるが、その時パイクは、ラコニアンアックスを装備している。
この時代、ラコニア製の武具はデゾリス特産のはずなのだが(大崩壊以後の時代では、宇宙船も無く、星の往来は無かったはず)……どこで調達したのだろうか。謎だ。

■ラシーク■
徳間書店発行のIVの攻略本にある年表では、ラシークのフルネームは「レイバード・ラ=シーク」とある。
しかしソフトバンク刊の公式設定資料集では、「レイ『パ』ード・ラ=シーク」と書いてある。
おいおいどっちだよ。ギルガメッシュの愛剣エクスカリパーじゃあるまいし。
これはおそらく設定資料集のライターが読み間違えて書いたんじゃないかと思うのだが。でも公式だし。どうすりゃいいのさ。
あまり関係ないけど、「・」と「=」の区別って、なに?

■リュクロス■
第四惑星リュクロスは、千年という長大な楕円軌道を描いて回っており、その姿はエアロプリズムを使わないと確認することもできない。
大いなる光が作った封印の効力が千年に一度、著しく低下するために、その警告として創られた星……のはずなんだが。姿が見えないのでは、警告になるはずもない。
それに疑問を抱くのは当たり前であって、ルディも沈黙の神殿にてレ・ルーフに「でも、見えない星じゃあ 警告にならないんじゃないか?」と質問をしている。しかしレ・ルーフはそんな事もお構い無しに謎の解説をだらだらと続ける。
レ・ルーフよ。頼むから質問に答えろ。

■モタビアのフィールド上で……■
「I」のモタビアのフィールドマップ上、カスバの村の少し東側にあるサボテンの配置が、「T.K」となっている箇所がある。
これは、このマップをエディットした人物のイニシャルを入力したもので、それがそのまま製品となったそうな。






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