マイルの村の牧場主

マイルの村の牧場主さんからのご依頼です。牧場のサンドワームが大きく育ちすぎてしまい、困っています。どうか何とかしてください。
(報酬:5000メセタ。最初から選択可能。エルシディオン入手後は依頼を受けられなくなる)

【マイル】

※「あ、あんたらがギルドから来たハンターさんかい? この牧場で育ててたサンドワームが大きくなって手に負えねぇんだよ! た、頼む! なんとかしてくれ! どうなっても文句は言わねぇから!」
※「は、早く なんとかしてくれよ。」
※「ハンターさん、サンドワームの件、よろしくお願いしますよ…。」
※「牧場のサンドワーム、なんとかしてくださいね。」

牧場内に入るとすぐ戦闘になるので、倒してしまおう。仕事請けるタイミングによっては結構強いが、バータ系が弱点なのでそれを軸に頑張ろう。

※「ああああ。やっとのことで餌付けに成功したサンドワームが…牧場が…オレの夢が… ……… ありがとう、ハンターさん。終わっちまったもんはしかたない。スパッとあきらめて、次にまたがんばらなきゃ。報酬は送っておくから、ギルドで受けとってくれよ。」
※「ありがとうよ、ハンターさん。報酬はギルドで受けとってくんな。」
※「あのままにしておけば、いずれ村のみんなに迷惑がかかります。そうなってからでは遅いんです。サンドワームにはかわいそうだったけど、これでよかったのよ……。ハンターさん、お世話になりましたね。」
※「おとうさん…また失敗して…。父が好き勝手にできるのも、母がしっかり宿を守っているおかげ。そんな母も、めげない父も あたしは大好きなんですけれどね。」

おつかれさまでした。みごとサンドワームを処理しましたね! 報酬は5000メセタです。どうぞお受け取りください。
ルディ「ひとが襲われる前でよかったな。牧場主さんにはかわいそうだけど。」
ファル「でも、めげそうもないひとだから、きっと だいじょうぶよね!」


ティンカーベル家の犬

アイードのティンカーベル家よりの依頼がきています。わが家の飼い犬「ろっきい」が いなくなってしまいました。どうか探してください。
(報酬:2000メセタ。ランドマスター入手後選択可能)

【アイード】

※「えっ? ギルドからきたハンター!? なんとヒマな…あ、いえいえ ありがたいことです! 実は娘のかわいがっていた、犬の「ろっきい」が行方不明でして。街中を探しても見つかりません。かといって街の外は怪物が…。それでハンターギルドにお願いしたというわけなのです。どうか、よろしくお願いしますよ!」
※「どうか、よろしくお願いします。」
※「「ろっきい」は、その…ものすごく意地汚くて、ふとっちょなんです。甘いものが大好きなんですもの…ふとるわけですわよね。…こんなのじゃ手がかりになりませんか?」
ルディ「いえ、どんなに関係ないと思われるささいな事でも話してください。」
※「えっとね、「ろっきい」はァ、品が良くってェ、すっごくかわいいの! おじさんたち、早く「ろっきい」を連れて帰ってきてね! お願い!」
ルディ「お、おじさん……かぁ。因果はめぐるなァ…。」

【クルップ】

※「犬? エサをしばらくやらなかったら どっか行っちまったぜ。確か、北の方にいったなぁ。」

モンセンにて、ろっきい発見。ここに来る前に予めナウラでショートケーキを買っておこう。

ろっきい「ばう わう!」
ルディ「……この小汚い犬が、きっと「ろっきい」に違いない!」
ろっきい「くぅーん。」
ルディ「よしよし、おまえの好物のショートケーキだぞぉ。今のうちだ。とっととアイードに連れて帰ろう!!」

【アイード】

※「いやぁ、ありがとうございました! さすがはギルドのハンターさんだ! 娘も喜んでおりますよ。報酬は決まり通り、ギルドにお支払いしておきますね。」
※「ありがとうございました。」
※「ありがとうございました。娘があんなに喜んで……。」
※「わぁい わぁい! 「ろっきい」が帰ってきた! わぁい わぁい!」
ルディ「…なんか いじめてない?」
ろっきい「きゃいん きゃいん!」
ルディ「…なんか いじめられてない?」

おつかれさまでした。みごと解決ですね! 報酬は2000メセタです。どうぞお受け取りください。
ルディ「…ヒネた犬だったなぁ!」
ファル「そういうとこは、ルディに似てるかもね!」
ルディ「ばっ、バカ言え!」


アカデミー女学生の失踪

ピアタの学生寮の管理人さんから依頼がきています。当寮で預かっている学生がひとり、行方不明になっています。どうか探してください。
(報酬:3000メセタ。ジオ退治後選択可能)

【ピアタ】

※「ああ、ギルドから来たハンターさんですか? た、助けてくださいっ! 実はこの学生寮でお預かりしている女子学生が一人、行方不明でして! なんでも、とある宗教に心酔して でていったらしいんですわ。じきに熱が冷めて戻ってくると思っていたのですが、いまだに…! こちらは人様の子をお預かりする、非常に責任のある立場! それがこの失態では、アカデミーの信用にも傷がつきかねません! どうかコトがおおっぴらになる前に探して連れてきて欲しいのです! お手数ですが、よろしくお願いしますよ。」
※「どうか、よろしくお願いしますよ。」
※「「不可」…!! 結局、レポート間に合わなかったんだから、当然か…とほほー。」
※「となりの部屋の女の子? そういえば最近見かけないなぁ。」
※「となりの部屋の女の子、まだ帰ってこないんだよ。どこで何をしているんだろう…。」
※「まだまだ着替え中よ! 出てって出てって!!」

【カダリ】
女子学生発見。

※「ああーん。ここはどこ? ピアタに帰りたいよぅ。」
ルディ「うん、ピアタに帰ろう!」
※「連れて帰ってくれるの? ありが…と…」
ルディ「きみっ! だいじょうぶ!?」
※「おなか…すい…た…」
※「しばらく食うや食わずの生活だったようじゃの。だいぶ衰弱しておる。なにか栄養のあるものでも食わせてやればいいんじゃがのぅ…。」
ルディ「栄養のあるものか…。」
※「うーん。うーん。」
(ペロリーメイト所持)
※「おお! そなたが持っているのは「ペロリーメイト」ではないか! 懐かしいのぅ! これがもう栄養満点での! わしも昔、よく食うたものじゃ! どれ、この娘に与えてみよう!」
※「どうかな??」
※「あら。あたし、どうしたのかしら?」
ルディ「よかった! 元気になったね! さあ、ピアタに帰ろう?」

【ピアタ】

※「どうもありがとうございました! 寮の体面がなんとか保てました。報酬は規定通り、ギルドの方にお送りしておきますね! それと…この件はなにとぞ、内密にお願いしますよ。」
※「お世話になりました。」
※「となりの部屋の子、戻ってきたの? そりゃ知らなかった。」
※「あたし…今まで何をやっていたのかしら? 思いだそうとすると頭痛がするのよ…。」
※「となりの部屋の女の子、戻ってきたんだ! でも いなかった間の記憶がないみたい…心配だな。」

おつかれさまでした。みごと解決ですね! 報酬は3000メセタです。どうぞお受け取りください。
ルディ「ジオの魔力のせいだったとはいえ、人間 ああも変わるものなのかな…」
ファル「こわいわね…!」


恐怖の谷間

モンセンに住むエティさんから依頼がまいっております。息子が地割れに落ちてしまいましたっ! たっ、助けてくださいっっ!!
(報酬:5000メセタ。ジオ退治後選択可能)

【モンセン】

エティ「ハンターさんですか? お待ちしていましたわ! 実は…ウチの息子のタラスが、外で遊ばせてる間に姿が見えなくなって 人に聞いたところ、ウチの前にある地割れに入っていったとか! もうそれ以来、夜も眠れなくて…すぐにも助けに行きたいけれど、地割れから最近、地をはうような恐ろしいうなり声がするんです…! お願いです! 立て看ははずしておきますから、息子を助け出して!」
エティ「お願いです! 早く地割れから息子を助け出してください!」

【地割れの穴】

ルディ「こ、これは…? モンセンの地下にこんな洞窟が!?」
ファル「タラスくんは いったいどこに行ったのかしら!?」

途中、タラスの靴を発見。
洞窟最深部でフラクタルウーズが。これを倒す。

ルディ「うわー、何だこいつ?」
ファル「ルディ、まさか…タラスくん、このばけものに…」
ルディ「よせやい、縁起でもない…!」
ファル「襲ってくるわ!」

フラクタルウーズ退治

タラス「ふわーぁ。…あれ? ここは? 星の向こう側かな??」
ルディ「うわっ! ほんとに食われてたのか!?」
ファル「良かった! 無事みたい。もう少し遅かったら消化されてたかも…。」
タラス「あ、そうか。ヘンななめくじに襲われて…」
ルディ「おにいちゃんたちが助けてあげたんだよ。」
タラス「ありがとう、おじちゃん!」
ルディ「………。」
エティ「ありがとうございました! 本当は半分あきらめていたんですが…。無事でほんとに良かった! 子供はあんまり手離しでもいけませんわね。報酬は規定通り、ギルドの方にお送りしておきますから。」
エティ「報酬はギルドにお送りしました。どうぞ受けとってくださいね!」
タラス「星の向こう側を見に行きたくて谷間に入っていってみたんだ。やっぱ、星の向こうには行けないのかなぁ! つまんないなぁ!!」

お疲れさまでした。子供さん、無事で良かったですね! 報酬の5000メセタが届いています。どうぞ!


人生の汚点

ウーゾの村の村長さんからの、伝書による依頼が来ています。村を出て行った娘姉妹が、それっきり帰ってきません。どうか行方を探してください。
(報酬:50000メセタ。フロームーバー入手後選択可能)

【ウーゾ】

※「知らん知らん! ハンターギルドに依頼なぞ出しておらんおらん!!」
ルディ「…え??」
※「よせと言うのにウチの娘たち、姉妹二人で いかだを作って…マーケットで買い物をしようと、本土に向かったんですが…。それが、もうひと月にもなるのに 帰ってくる気配もないんです! 本土に無事に着いているのか いないのか、それすら分からず…。ウチの人はがんこで意地っぱりだから あんな調子ですが、本当は私以上に心配してるんです! どうか娘たちを探してください!」
※「怪物に襲われたんじゃないか、いかだが嵐で沈んだんじゃないか…悪い方悪い方に考えてしまい、落ちつくひまがありません。どうか娘たちを探して下さい!」

その娘たちは、アイードの牢屋に入っている。

【アイード】
持ち合わせがあれば、その場で釈放できる。無ければ、ひたすら稼いで50000メセタ作ってこよう。

※「二人組の女? そこに入ってるのと違うのか?」
※「わたしたち、遠くから買い物に来たはいいけど調子に乗りすぎて…宿代が払えなくなって つかまっちゃったんですぅ。えっ! ウーゾの両親から依頼を? そうですか…。でも、番人がずっと見張っていて…帰ることなんてできないわ。」
※「刑期が終わるまで、牢の中で貴重な青春を過ごすなんてイヤよー!」
※「あーん。助けてよぅ。おかあさーん。」
※「あの姉妹? 実刑10年だとさ。出してやれ? ダメだダメだ! ……まぁ、保釈金を払えば 開放してやれんこともないぞ。金額? 保釈金は50000メセタだ。」
※「保釈金は50000メセタだ。あんた、払うのかい???」
【いいえ】→「そりゃそうだよな! そりゃそうだもん。」
【はい】→「えっ!? あんたが? 保釈金を? うひょー。太っ腹だね!! 確かに! 鍵は開けとくから 連れてっていいぜ!」
※「鍵は開いてるよ。とっとと連れていけよ。」
※「えっ? 保釈金を払ってくださったの??」
ルディ「さ、ご両親が心配してるから 急いでウーゾに帰ろう?」

【ウーゾ】

※「おお、ありがとうございました! よくぞ無事で送り届けて下さった! 感謝の念にたえません。さっそく報酬はギルドに送っておきます! どうぞお納めを!」
※「無事に帰ってきてくれた…。ありがたいことです…。」
※「聞けば 際限無く買い物をしすぎ、果ては無銭飲食に無銭宿泊とか…箱入り娘で世間知らずのまま、甘やかして育てすぎた報いです。が、これで娘らもコりたでしょう。本当にありがとうございました。」
※「とうさん、かあさん、ごめんなさい…。」
※「お世話になりました。でも、ちょっと楽しかったわ…!」

おつかれさまでした。みごと解決ですね! 報酬は大枚50000メセタです。なんか釈然としない顔してますね。どうかしましたか??
ルディ「…いえ、なんでもないです…。」
そうですよね! 報酬もらって 文句はないですよね!!
ルディ「なんか損した気分!!」
ファル「プラスマイナスゼロなんだから いいじゃない、たまには。」


瀕死の少年

トリンコのカルバースさんより、伝書による依頼がきています。わたしの息子が病気にかかってしまいました。ついては、その対処について、相談したいことがあります。くわしくは、直接お会いしてからということで。
(報酬:10000メセタ。フロームーバー入手後選択可能)

【トリンコ】

カルバース「ギルドからのハンターさんですか。わたし、カルバースと申します。私の息子が病気になりまして…実は身体の方はもう治ってるんですが…自分はもう死ぬ、治らないんだ…と思いこんでしまったのです。いわゆる、心の病気というやつです。まだ怪物もあまり出なかった頃、家族で出かけたテルミの村…また、連れて行ってやれればよいのですが、そうもいかず…せめて、ゆかりの品でも見せてやれれば 元気を取り戻すやもしれません。お願いです。テルミのみやげ物屋で 買い物をしてきてください。」
カルバース「ハンターさんに失礼とは重々承知の上でのお願いです! テルミゆかりの品を、息子のために買ってきてやってください!」
※「かつて家族で出かけたテルミの村…息子はいたく気に入っていました。とくに、丘の上の勇者の像を見て たいそう喜んでいましたわ。女の人なのにかっこいい、ぼくも強くなって悪いやつを倒す…って。それがこんなことに…。」

テルミの村へ行って、「アリサの剣」を買ってこよう。

※「あっ! これ……!! 「アリサの剣」だ…。テルミで見た…勇者の…!」
ルディ「いいか、見てろよ?」
※「かっこいい!」
ルディ「この剣には、勇者アリサの 強さと勇気がこもってるんだ!これをあげる。君も元気を出すんだよ!」
※「…うん!! ありがとう、お兄ちゃん! なんだか ぼく、元気がでてきたよ!」
※「良かった! 息子が元気になってきました!」
カルバース「おお、奇跡だ! 息子が元気を取り戻した! あなたのおかげです! あなたは勇者の再来だ!! ありがとうございました。報酬はギルドにお送りしておきます!」

おつかれさまでした。報酬は10000メセタです。どうぞ!
ルディ「あんな おもちゃの剣でも、人を救うことがあるんだなぁ…。」
ファル「あれは本物の勇者の剣だったのよ。…あの子にとっては、ね。」


根性の曲がった男

トリンコのセクレアスさんからの 伝書による依頼が来ています。村の段々畑を妙な鳥の集団が食い荒らすので困っています。どうか退治してください。
(報酬:20000メセタ。フロームーバー入手後選択可能)

【トリンコ】

セクレアス「あんたらが、ギルドのハンターさんかい? オレがセクレアスだよ。この段々畑をよ、妙な鳥が荒らしてるってのは聞いてるだろ? 実はよ、その鳥の大親分がいるところを知ってんだよ、オレ。そこでよ。その鳥の親分を退治してきてくれってのがオレの頼みだ。鳥の親分がいるのはよ、ここから北東の洞窟だぁ。畑を守るためだ。…頼んだぜ!」
セクレアス「フッ…せいぜい がんばってくれよな!」
※「そこの家の男が、畑を荒らす鳥の退治を依頼したって? そんなバカな! あんなにあの妙な鳥たちをかわいがって、ついには村のみんなから仲間外れにされたほどなのにさ!」

【ラッピーの洞窟】
トリンコの北東にある洞窟。宝箱は無いのでさっさと奥まで行ってしまおう。最深部にはキングラッピーが。

ルディ「こいつが、畑を荒らしているという妙な鳥たちのボスか…!」
ファル「こっちに気づいたわ!」
ルディ「よし、行くぞ!!」
(キングラッピー撃退、逃げて行く)
ルディ「待て!」
セクレアス「やめてくれ!」
ルディ「セクレアスさん!」
セクレアス「お願いだ! 見逃してやってくれ!!」
ルディ「どうして…あんた、あいつの退治を頼んだ張本人じゃないか!?」
セクレアス「そうだ…確かにそうだがよ…悪かった! かんべんしてくれ!」
ファル「いったい どういうことなの?」
セクレアス「わかった、説明する…説明するから許してくれ! オレはよ、昔から動物好きなんだ。それが最近、新種の鳥を発見した…そしてオレは、それをこの洞窟に集め、育てていたんだよ…。しかし、やがて増殖した鳥たちは エサを求め…トリンコにやって来て、畑を食い荒らすようになったんだ…。そしたら村のみんなはよ、怒って鳥たちを退治しようとするんだよ…ひでぇだろ? 鳥たちは ただ、食い物が欲しいだけなのによ…。」
ルディ「そういうあんたが、なぜ鳥のボスの退治をギルドに依頼したんだ?」
セクレアス「怒らねぇで聞いてくれよな…。鳥の中にボスができて、そいつがえらく大きく強いのは知ってたんだ。いくらギルドのハンターでもよ、かなうわけがねぇ、と思ったんだ。もしハンターがやられちまえばよ、いい見せしめになるじゃねぇか…。そうすりゃ村のみんなも、もう鳥をいじめなくなると思ったんだよ…。」
ルディ「………。」
セクレアス「だが…あんたらがあそこまで強ぇとはな…とんだ誤算だったよ…。すまなかったな…。牢屋にでも何にでも、ぶちこんでくれよ…。」
ルディ「行けよ…。」
セクレアス「??」
ルディ「トリンコに帰れって言ってんだよ!」
セクレアス「ゆ、許してくれるのか!? す、すまねぇな!!」
ファル「ルディ…。」
ルディ「気持ちは わからなくもない…。鳥のボスもどこかへ飛び去ったし、もう畑が荒される事もないだろ。」
スレイ「また どっかで畑を荒らすかもしれないぜ?」
ルディ「そんときはそんときだよ! さ、みんな! 行こうぜ!!」

え? 仕事を終わらせてきた? おかしいですねー。依頼主からの報告も報酬の入金もないですよ? あ! さては仕事だけさせといて報酬を払わない悪質依頼主ではっ? それは一大事! ギルドのメンツを保つためにも早々に一大捜査網を…
ルディ「待ってよ! いいんだ…今回は もういいんだ…。」
え?? …そぉですかぁ? あなたがたがそう言うのなら…。
ルディ「正しいことは、必ずしも ひとつじゃないんだ…。」
ファル「ルディ……。」


白銀の兵士

ゼマの長老さんより依頼がきています。村のまわりをヘンな機械がうろつくようになり、困っています。今のところ、直接 被害をこうむっているわけではないが、村人が不安がって落ちつかないので なんとかしてください。
(報酬:80000メセタ。フロームーバー入手後選択可能。エルシディオン入手後は依頼を受けられなくなる)

【ゼマ】
村に入ると、いきなりサーバントとの戦闘。これを撃退。

※「ここはゼマ。最近、ヘンな機械人間が街のまわりをうろつくんじゃ!」
※「あのキカイたち、人は襲わないっていうじゃないか! そんなにコワがること ないんじゃないか??」
※「ジオは死んだと聞いたのに…まだ世の中は治まらないのですか?」
※「また何か こわいことがおきるの??」
※「ママ…パパぁ…。」
※「バースバレーが気になるのは、人間ばかりじゃないようだな!」
※「怪物は出る、ジオは来る、おまけに おかしなキカイまでがうろついて…もぉぉぉぉぉおおイヤだ!!」
※「なんだい、あの妙な機械は? おっそろしいなぁ!」
※「せっかく北の橋が直って、あちこち出歩けると思ったのに…怪しげなメカが出るんで、また街にこもりっきりだ!」
※「何なの、あの機械人間は! ろくにおもても歩けないわよ!」
※「いろんな騒動も もうおさまったと思ったのに、謎のメカが…。」
※「かあちゃんが おんもに出ちゃダメ、っていうんだ…ちぇ。」
※「おお、ギルドから来なさったか。よろしくお願いしますぞ。実は一週間ほど前から村のまわりを正体不明のマシンがうろついての…どうも、バースバレーの奥を調べようとしとるらしいんじゃ。村人に危害を加えようとはしないのじゃが…村のみなが不安がっての。できれば、追っぱらってほしいんじゃよ…。」
ルディ「ふーん…おかしいな。オレたちは村に入るとき、襲われたぜ?」
フォーレン「いえ ルディ、あれは私だけをねらっているようでした。」
ルディ「…???」
※「村のみなにも話を聞けば、マシンの手がかりがつかめるじゃろうて。頼みましたぞ。」
※「ハンターさん、よろしくお願いしますわ。」
※「ギルドからきたハンターさんってあんたたち? 頼むわよ!」
※「あんたたちか、また世話になるなぁ。」
※「あれ? どっかで見た顔だなぁ…。ああ、あんたらか。あのときは世話になったね!」
※「あのキカイども、バースバレーの様子をうかがっていやがるんだ!! …まだ何かあるっていうのか!?」
※「わたし、見ました…! あの機械人間たち、空を飛ぶの! …北東の方からやってきたの! 本当よ!!」

情報をもとに、北東にあるバハル要塞へ向かう。

【バハル要塞】
地上1階、地下3階構造。作りは単純。
アイテム…リペアキット、フォトンイレーサー、ラコニアギア、ラコニアアーマー、ポジトロンボルト

フォーレン「フレナから緊急通信です。」
フレナ「マスター、プレートシステムが謎の人型機動兵器群の襲撃を受けました。自動迎撃モード3で撃退。被害は最小限におさえましたが…侵攻の高度組織化などから、背後にその統括者の存在が予測されます。」
ファル「クランは沈黙したのに、まだヘンな命令を出すものがいるのかしら…?」
フォーレン「フレナ、その件は こちらでも調査中です。他のシステムへの襲撃も考慮し、警戒モードをレベル1にシフト。」
フレナ「了解。通信を終わります。」
ファル「フレナの言ってた機動兵器って…ゼマに出るのと同じ物なのかしら?」
フォーレン「あるレベル以上のAIシステムの無差別破壊を命令されている…ファルの言う通りだとすると、そういう推測も成り立ちますね。」
ファル「そうか…フォーレンもAIだもんね。」
ルディ「ゼマのとき、フォーレンだけ狙われたのは、そういうことか…。」
ファル「じゃ、あのマシンがゼマに来たのは…シードを破壊するため?」
スレイ「命令した者は、シードが自爆したことを知らないのか…?」
フォーレン「旧パルマ文明のデータを持ち、かつ現在のゼランから隔絶した何者かが その背後には存在すると考えられます。」
ルディ「そいつが、ここにいるかもしれないのか…!」

バハル要塞地下2階

スレイ「こいつは すげェな…。こんなのがいっぺんに動き出したら モタビアはすぐ制圧されちまうな!」
ルディ「スレイ、何のために ここへ来たんだっけ!?」
フォーレン「急ぎましょう。冗談ではすまないかもしれません。」
ファル「フォーレンが言うと説得力あるのよね…!」

バハル要塞地下3階

ルディ「あれ? またフォーレンの追加パーツかな?」
フォーレン「その通りですが…まさか…「ポジトロンボルト」ユニット…?」
ファル「え?」
フォーレン「要塞攻撃用に開発された強力なビーム兵器です。これを10秒も照射すれば ゼランさえ破壊できるでしょう。」
スレイ「…そんな物騒なものなのか? この小さなパーツが…」
フォーレン「ええ…本来ならこんな武器の使用は避けたいところですが…残念ながら 現状では選択の余地はありませんね。体内へセッティングします。」
ファル「フォーレン…」
フォーレン「デバイスセットアップ OK…「ポジトロンボルト」使用可能です。」

バハル要塞地下3階

フォーレン「このシステムは…!?」
ドウター「ようこそ、アルゴルの民よ…。わたしは「ドウター」…。アルゴルの守護者にして、法と秩序を代行する者…。」
スレイ「ドウター…娘だって…??」
ファル「まさか! あの計画は放棄されたって、シードが…!」
フォーレン「私のデータでもそうなっていますが…データに誤りがあったようですね。」
ルディ「何ごちゃごちゃ言ってんだ! おい、ドウター! ゼマやプレートシステムにマシンを送ったのは、おまえなのか?」
ドウター「いかにも。」
ルディ「アルゴルの守護者とか言って、なぜ環境維持システムを破壊するんだ?」
ドウター「私の管理下にないAIを抹消しようとしているだけです。私が、全アルゴルの平和と繁栄を第一目的としている以上…私の命令を受理しないAIは アルゴル全体の敵です。よって、これを排除することは 私の使命なのです。」
ファル「ドウター、あなたのネットワークは外部につながっていないのよ? だから命令なんて出しても、他のシステムには届かないの!」
ドウター「ありえません。私はマザーブレインの全システムを継承すべく開発された最高のAI。アルゴルのAIシステムは、全て私の支配下にあるはずです。」
フォーレン「ドウター、あなたの自己認識には根本的なエラーがあります。システムの停止による環境悪化は当初の予測よりも早かったため、ドウタープロジェクトの完遂前にモタビアの居住不能化が推測され、プロジェクトは、試作段階で放棄されたのです。あなたは、その試作機にすぎません。」
ドウター「………。」
フォーレン「その後、人工惑星「ゼラン」を中心に 環境維持システムの…再起動のみを目的としたネットワークが構築されたのです。そして…私、フォーレンが管理AIとして全体の制御に当たっています。」
ドウター「………わかりました、フォーレン。」
フォーレン「ドウター…。」
ドウター「フォーレン…あなたが 私のシステムを乱しているのですね??」
フォーレン「ドウター!」
ドウター「私のプログラムを妨害するものは 全力をもって排除します!!」

ドミネーター×3と戦闘になる。これを撃破。コンビネーション技のサーキットブレーカーが効きます。

ドウター「フォーレン…。」
フォーレン「ドウター、あなたをシステムダウンさせます。」
ドウター「なぜ私を止めるのです? 私がいなければ、アルゴルは二度と かつての繁栄は取り戻せません。それどころか…滅びてしまう可能性も…」
フォーレン「ドウター…私にも最低限の環境維持能力しか与えられていませんでした。しかし、人間は 千年の月日を生き続けてきたのです。」
ドウター「やめる…のです…取り返しの…つかないことに…」
フォーレン「確かに文明は衰退しました…。しかし、だからこそ人間は 強い生命力を取り戻し…力を合わせて厳しい環境を克服してきたのですよ?」
ドウター「ふぉーレン…や…めて…」
フォーレン「ドウター、過度の干渉は必要ないのです。」
ドウター「……ふぉー……れ……」
(ドウター、停止)
フォーレン「当時の技術者たちは、環境安定後にプロジェクトを再開する予定で、ナルバス末端の独立AIに、ここを管理させていたようですね…。任務と無関係なので、私もフレナもチェックをおこたっていました。」
スレイ「ゼランの起動で力尽き、ドウターはほったらかしにされたってわけか…。」
ファル「この前、ナルバスを止めたから、鎖が外れて動きだしたのね…。」

ゼマ

※「おお、マシンの元締めをたたいたというのか…! 確かに、マシンの姿は見当たらなくなったようじゃ。さすが腕は確かじゃの。報酬はギルドで受けとっておくれ。」

お疲れさまでした。見事マシンを追い払ったそうで。報酬の80000メセタ、届きたてのホヤホヤです。どうぞ!
ルディ「オレたちのやってる事…あちこちに影響を及ぼしているんだな…。」
ファル「はずかしいコトはできないわね、ルディ!」


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