怒りの塔

ルディ「エルシディオンが光る!」
ファル「頭の中に声が響いてくるわ…!」
※「アルゴルの「護り人」らよ…怒りの塔は 喜んで なんじらを迎えよう…。」

怒りの塔3階

ルディ「そんな…ライラは…このエルシディオンに…。ライラ…? ライラ…!? 返事をしてくれよ、ライラ!! うわっ! ライラっ!?」
ルディ「うっ……う…うう…ライラ……ライラーっ!! うわああああああぁ!!」
リ・フェーズ「くっくっく…」
ルディ「誰だ!?」
リ・フェーズ「「護り人」とて 弱いものよのぉ…。幻とわかっていても そのように 嘆き、悲しむか…。」
ルディ「幻…?? そうか…きさま…きさまが…!!」
リ・フェーズ「おうおう、その怒り、憎しみ、たいした高ぶりようじゃ。おぬし、その感情を そっくり力に変えてみたいとは思わぬか?」
ルディ「…?」
リ・フェーズ「怒りや憎しみの心を、破壊の力に変える技があると言うておる。どうじゃ?知りたかろう??」
【はい】→「ふむ…そうか…。知りたいと申すか…。ならば、おのが身体で会得してみよ!」
ルディ「え??」
リ・フェーズ「怒りと憎しみをもって破壊を成すという事の意味がわからぬか! おのれのようなやからがエルシディオンの継承者とは笑止! その性根、我が叩き直してくれようぞ!!」
【いいえ】↓
ルディ「ふざけるな!!」
リ・フェーズ「ほ…なぜじゃな?」
ルディ「そんな力を使って…たとえ勝ったとしても意味はない! オレたちが「闇」と同じになるだけじゃないか!!」
リ・フェーズ「そうか…あの幻と戦わされてなお、おのれを見失いはせなんだか…。よかろう、おぬしに託そう! 禁断のテクニック…「メギド」を!」
ルディ「「メギド」…!? 禁断のテクニック…??」
リ・フェーズ「恐れることはない…。人が人として生きるには、怒りや憎しみもまた必要なのじゃからな…」
ルディ「………」
リ・フェーズ「おぬしならば「メギド」の力に魅せられることもあるまいて。その心、忘れまいぞ…。」

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