エスパーの館

スレイ「また奥の部屋をかりるぞ。ルディに渡すものがある。」
ハザリ「ま…まさか、あれを このような少年に!?」
ルディ「??」
スレイ「ルディ以外いないんだ。…オレを信じてくれ!」
ハザリ「わかりました、5代様。もう何も言いますまいぞ。」
ハザリ「5代様、信じておりますぞ。」

ルツの間

スレイ「ルディ、聖剣「エルシディオン」が この奥で おまえを待っている!」
ルディ「聖剣「エルシディオン」!?」
スレイ「そうだ。「深遠なる闇」を滅する力を持った、おそらく唯一の武器だ! 行け、ルディ…ひとりで! そして エルシディオンに会ってこい…!」
ルディ「エルシディオンに…会う…?」
スレイ「そうだ。そのとき…おまえの求める答が見つかるだろう…。」
スレイ「ほら、回復してやる…はやく行ってこい。」
ファル「ルディ…しっかりね!」
フォーレン「人間とは 複雑なものですね…。」

聖剣の洞窟最深部

ルディ「これが、聖剣「エルシディオン」… …! どこからか声がする…!」
※「よく来ましたね、ルディ・アシュレ…。ここは、アルゴルを護って戦った者たちの魂が還る場所…。そして「エルシディオン」こそ、その魂の宿りし剣…! さあルディ…「エルシディオン」を手に取るのです…。」
ルディ「!!」
ルディ「!!」
※「ルディ…スレイが認めたひと…わかってくれたのですね…。」
ルディ「ああ…!」
※「ルディ…「エルシディオン」を頼みます…! わたしたちの想いが みんな、その剣には こめられている…わたしたちはいつも あなたと共にいるわ…お願い、ルディ…。」
ルディ「ああ! まかせてくれ!!」
スレイ「やはりな。エルシディオンも おまえの力になることを約束してくれた…。オレの目に 狂いはなかったな!」
ルディ「スレイ…!」
スレイ「ルディ、アルゴルを護ろう…! 封印としてのそれではなく…」
ルディ「ああ! アルゴルに生きる すべてのもののため…そして…過去を断ち、何者にも縛られない本当の自由な未来を創るため! オレは、戦う!!」
ファル「ルディ…」
スレイ「勝とうぜ、ルディ! オレたちのアルゴルのために!!」
フォーレン「たいへんです! モタビアに異変が発生したと、フレナから連絡が!」
ファル「ルディ!」
ルディ「うん! モタビアに急ごう!!」

エスパーの館

ハザリ「おおお、本当にそれを手にされるとは…さすがは5代様の見込んだ方じゃ…!」
※「おお、それがウワサの! まさかこの館に…。」
※「おお、それがウワサの聖剣! まさかこの館に…。」

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