トリンコ

※「ここはトリンコの村。段々畑で有名な、農耕の村よ。」
※「ねぇ、今大陸の方では どんな服がはやってるの?? こんな村にいたんじゃ、流行に遅れちゃう! 教えてよぅ!」
※「オレは、丸太で いかだを作るのが得意なんだ。たまに本土へも行ったもんだけど、最近は怪物が出てコワいんだよな!」
※「ねぇ、「ほんど」ってなに? そんなにいいものなの?」
※「地震、異常気象、モンスターの出現…。離れ小島にいる我々には、今世界がどうなっているのか分かりません…」
※「自慢の段々畑も、こんなに荒れちまっちゃあなぁ。北東の方から、ヘンな鳥が飛んできて食い散らかすんだよ!」
※「ここの家に住んでる人、ヘンなんだ。畑を荒らす妙な鳥をかわいがるんだぜ。だもんだから村のみんなから仲間外れにされてるのさ。」
セクレアス「………。荒れた畑か…フン…。」
ルディ「???」
※「あれ? 本土から来なさったかい? それはめずらしいのぅ!」
※「畑仕事をやってると、腰は痛くなるし手は荒れるし…でも、作物が青々と育ってゆくのを見れば、疲れなんて吹っ飛ぶわ! だけど最近それを食い荒らしていく鳥がいて…やんなっちゃう!!」
※「我が村は、農作物や海産物の収穫が豊富でしてな。ほとんど食料は自給自足でまかなってるのが自慢! …でしたが、最近は怪物のおかげで漁にも行けず、畑は鳥に荒らされ…今や 毎日の食べ物にも困る生活です。とほほほほ…。」
カルバース「息子が病気にかかって…もう自分は治らない、と思いこんでるんです。本当は身体はもう治ってるはずなんですが…いわゆる心の病気ですな。」
※「まだ怪物もあまり出なかった頃、家族で出かけた本土の観光地…息子はいたく気に入って、喜んでおりましたわ。あの頃の元気を取り戻してほしいのですけれど…。」
※「うーん。うーん。ぼく、もう死ぬんだ。どうせ長くないんだ…。」
※「そこの家の息子さん、この間から病気で寝込んでいるんじゃよ…。かわいそうにのぅ…。」

「瀕死の少年」解決後

※「そこの家の息子さん、元気になったようじゃよ…。よかったのぅ…!」
カルバース「ありがとうございました。息子も元気になりました!!」
※「お世話になりました。あれ以来、息子もたいそう元気になりました!」
※「勇者アリサも好きだけどさ、あのときのお兄ちゃんも、本物の勇者みたいにカッコよかったな! ぼくも、お兄ちゃんみたいに 強くなりたいな!!」

「根性の曲がった男」解決後

※「自慢の段々畑もこんなに荒れちまったが…食い荒らしてったヘンな鳥が、最近はこなくなったなぁ。」
※「最近、鳥が畑を荒らしに来なくなったけどさ、それは、そこの家の男が ギルドに鳥の退治を頼んだからなんだって? 今まで仲間外れにして 悪いことしたなぁ!」
セクレアス「あんたたちか…済まないことをしたな…。」

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