ガンビアス大寺院 シェスが仲間になる前

大司祭「よくいらっしゃいました。どなたさまの参拝も歓迎しますぞ。」

ガンビアス大寺院

※「ようこそ、ガンビアス大寺院へ。パルマ人の方も歓迎しますよ。」
※「ここガンビアス大寺院は、聖なる炎「イクリプストーチ」を頂く、デゾリスの、信仰ばかりでなく 政治の中核をもなすところだ。」
※「「イクリプストーチ」は聖なる炎…。「この世ならざる物」を焼きつくす焼滅の光を発すると伝え聞きます。」
※「私は ひどい凍傷になったことがあったんですが…イクリプストーチの光をあびると、またたく間に治ったんです! まさしく あれは聖なる光ですよ。」
※「ここより先は お通しできません。お引き取りを。」
※「「来るべき日、イクリプストーチの聖なる炎が一切の不浄を焼滅する」。古くからの言い伝えでございます。」
※「我らが神聖なる炎は、実に美しい!」
※「ここはデゾリアンの聖地。いつも大勢がおとずれるのですが、最近は雪嵐で 人もまばらです。」
※「パルマ人とは おめずらしい。観光でいらっしゃいますかな?」
※「ここは その昔、「コロナ」と呼ばれる塔が建っていたそうな。」
※「ありがたいありがたい。イクリプストーチの光を こんな間近に拝めるなんて!」
※「わたしは修行中の身。この地に足を踏み入れる時、いつも身が引きしまる思いがします。」
※「いかなる宝石も これほど神々しい輝きを発することはかないませぬ。」
※「見れば見るほど清々しい光だ。心が洗われる思いがしますなぁ!」
大司祭「なんと? …ならんならんならん! この聖なる炎は 門外不出の品! たとえ ルツどのの頼みといえど、軽々しく貸すなど できない相談!」
ルディ「わっかんない おっさんだなぁ! ワケは今 話しただろう? これには、全アルゴルの未来が かかってるんだ!」
大司祭「ならんならんならん!! ダメなものはダメだ! ………? 何だ!?」
ゼ・ア・スール「ハーッハッハッハ! イクリプストーチはいただく!」
ルディ「なんだ、おまえら!」
ゼ・ア・スール「ハーッハッハッハ! 我らは「エアキャッスル」を居とする者!」
ゼ・ア・スール「そこな白装束の者! きさまがルツならば 覚えていよう?」
ゼ・ア・スール「エアキャッスルで待っておるぞ! 「あのお方」がな!!」
ゼ・ア・スール「イクリプストーチ、確かに申し受けた!」
ゼ・ア・スール「取り戻したくば 来るがよいぞ! 命がおしくなければ、だがなァ!」
ゼ・ア・スール「ハーッハッハッハァ!!」
大司祭「うわぁああああ 何ということだ! 我らが聖なる炎が奪い去られて…私の心の狭さが招いた罪だ! うう…いったいどうやって責任を取ればいいのか…ううう…。」
ルディ「そんなに落ち込むなよ、司祭さん!」
スレイ「強引に持って行かれたんだ。あんたの責任じゃない。」
ルディ「取られた物は取り返せばいいんだ! オレたちが取り返してきてやるよ!」
大司祭「おおお…本当でございますか? お、お願いいたします!」
ルディ「そのかわり、取り返してきたら 今度はちゃんと貸してくれよな!」
大司祭「そ、それはもう…はい! もちろんでございます!」
ファル「…スレイ、エアキャッスルって? あなたが知ってるって言ってたけど。」
スレイ「うむ、オレが、というより ルツの記憶にあるものだ…。はるか昔、パルマ星の空に浮かんでいた 天空の城!」
ファル「パルマ星…! だったら千年前に消滅してしまっているはず…!」
フォーレン「パルマ星は爆発し、その空域は今、アステロイドベルトが残るのみです。」
スレイ「奇跡的にエアキャッスルは助かり、アステロイドにまぎれて 今も…?」
フォーレン「その可能性は低いでしょうが…とにかく ランディールのセンサーで調べてみましょう。」
ルディ「スレイ、もうひとつ聞きたい…。やつらの言ってた「あのお方」って…誰のことなんだ?」
スレイ「エアキャッスルで 初代のルツと その仲間は、ある男と戦った…。その名は、ラシーク!」
ルディ「そいつなのか!?」
スレイ「しかし、ラシークは初代ルツが確かに倒したはず! 何が待っているのか…行ってみなければわからんよ。」
大司祭「よろしくお願いいたしますぞ!」
※「イクリプストーチを公然と奪うとは ぶぶぶぶ無礼千万!」
ルディ「腰がヌケてるよ、おじさん。ホラ、しっかりして。」
※「全デゾリアンの宝が奪われた! いったいどうすればよいのか…。」
※「わ、わたしが至らないばかりに こんな…こんなことに!」
※「あわわわわわわわわわわ。」
※「何ということだ! 聖なる炎が持ち去られるなど…!」
※「あの光が失われるなど あってはならないこと。お願いです、パルマの方。我らの聖なる炎を取り返してください!」
※「聖なる輝きは 我らの心の支え。それが失われては…!」
※「ようこそ、と言いたいが 今イクリプストーチは…!」
※「「来るべき日、イクリプストーチの聖なる炎が一切の不浄を焼滅する」。この言い伝えは ウソだったのでしょうか?」
※「どうしよう どうしよう!」
※「あああ 何てこった! イクリプストーチが…!」

イクリプストーチ奪還後

大司祭「よろしくお願いいたしますぞ!」
※「ああ、早く用を済ませて 返してくだされよ。」
※「なにはともあれ、ようございました。」
※「安心しました。心置きなく 再び修行の旅に出られます。」
※「イクリプストーチを取り戻してくださったか。ありがたい事です。」
※「我らの炎を持って行きなさるか。ゆめゆめ粗末に扱わんでくだされ。」
※「おお、イクリプストーチを 取り返してくださったのですね!」
※「良かった良かった。」
※「「来るべき日、イクリプストーチの聖なる炎が一切の不浄を焼滅する」。その時が来たのかもしれませぬな。」
※「一安心です。ありがとうございました。」
※「パルマの方、我らの宝を持ち行くからには、志しを貫いてくだされ。」
※「おお、あなた方ならば 我らの聖なる炎を託すに足るでしょう。」

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