タイラー

※「ここはタイラー。パルマ人の街だよ。」
※「街のはずれには でっかい墓があるよ。なんでも、この村の最初の長(おさ)の墓だとか。長老なら、くわしい事 知ってるんじゃないか?」
※「けっ。女房のヤツ、てめえだけ家でヌクヌクしてやがって! 狩りに行く方の身になってみろってんだ!」
※「パルマ人の街は ここの他にもあるのですが、行った事ありませんの。だって寒いのダメなんですものー。家の外にもめったに出ないのに、まして街の外なんて!」
※「家を守るのも大事な仕事。わたしは父も母も尊敬しているわ。」
※「ウチの母ちゃんは情けないよな! そこいくと父ちゃんは立派だぜ!」
※「ありゃ? よそのパルマ人だよ。いったい どうやって氷の壁を越えてきたんだい?」
※「この雪嵐でしょ? 帽子が飛んでいきそうで困っちゃうわ!」
※「「ラコニア」って金属、知ってるか? それを使えば、世にも素晴らしい武器や防具が作れるんだけどな。ここじゃ精製技術が追いつかなくて 純度の低い「シルバー」が限界さ。」
※「ぶるるるる。何だい最近のこの天気は。もともと住みよい星でもなかったが ここんとこ ことさらひどいね!」
※「みんなのんきにしてるけど…このままじゃ凍え死んでしまうよ!」
※「嵐で燃料の調達もままなりません。今に本当に凍えてしまうかも…。」
※「パルマ人は他にも街を作ってるわ。「ミース」とか「リシェル」とか。あんまり交流はないけど、元気でやってくれているといいわね!」
※「はァ、いかにも わしが長老と呼ばれとる者ですじゃ。ここは、昔デゾリスに移住してきた最初のパルマ人が降り立った場所。街の名前は、その時の宇宙船の船長の名をとってつけたそうな。その船長をまつって 街はずれに墓を建てたという話ですじゃ。」

タイラーの墓前

ルディ「「偉大なる指導者、タイラー ここに眠る」…「我に触れよ…我が声を聞け…その身をゆだねよ…」?? これがタイラーの墓か…。
ラジャ「ほっタイラーかしにされとるの。」
ルディ「ギュナは この墓をよく調べればって言うけど…何もないなぁ…。こんなプレートがあるだけで…うわっ!? プレートが引っ込んだ!?」
スレイ「そうか! ルディ、プレートを もっと押し込め!」
ルディ「よしっ!」
ファル「うわぁー! すごーい!」
ルディ「この下に宇宙船が…? 行ってみよう!!」

地下格納庫最深部

ルディ「これか! す、すごいな!」
ファル「これが はるか昔、パルマ人が乗ってきた宇宙船ね!」
スレイ「ここにエンブレムがあるぞ。ラ…ン…ディール……「ランディール」!」
ファル「ランディールっていうの? かっこいい!!」
ラジャ「そラをとンディーく船じゃの!」
ルディ「………で、どうなの? フォーレン!」
ラジャ「こりゃ! ムシするでない!」
フォーレン「…保存状態はベストに近いですね。若干のメインテナンスで充分 使えるようになりますよ。」
スレイ「ヒュー! ツキは我にあり、だな!」
ルディ「フォーレン、発進準備を頼むよ!」
フォーレン「了解!」

クラン到着

ルディ「ここが 全コントロールシステムの暴走の原因、人工惑星クランか!」
ラジャ「頭がクランクランするのぅ!」
ルディ「……さァ、先に行こうか!」
フォーレン「ええ、メインブロックに急ぎましょう!」
ラジャ「お、おのれ、きさまら!」

クラン

ルディ「あれ? なんだこれ?」
フォーレン「アンドロイド用の内蔵武器ユニットですね。「ハイパージャマー」のユニットではないかと推測します。」
ファル「「ハイパージャマー」?」
フォーレン「強力な電磁波で メカのAIを一時的にマヒさせる電子兵器です。規格の方は問題ないようですから、私のボディに組み込みましょう。」
フォーレン「デバイスセットアップ OK…「ハイパージャマー」使用可能です。」

クラン最深部

ルディ「これがメインブロックか?」
フォーレン「急いで 異常の原因を調べます!」
ファル「待って! 何、あれ!!」
ルディ「え? 何? どこ?」
ファル「あそこよ! あの奥!!」
ファル「なに… この圧迫感…!」
スレイ「ダーク…ファルス!」
ルディ「ダーク・ファルスだって!? あれが ジオが神とあがめていたダーク・ファルスだっていうのか?」
フォーレン「どうやら、あれが全ての元凶のようですね。…排除しましょう。」
スレイ「簡単に言ってくれるよ。」
ルディ「よーし! やってやる!!」

ダークファルス退治

スレイ「……やった、…のか?」
ルディ「そうだよ! オレたちの勝ちだ!! よし、フォーレン! クランを正常に戻してくれ!」
フォーレン「了解!」
スレイ「…………」
ルディ「スレイ、ちょっと聞いていいか?」
スレイ「……何だ?」
ルディ「あの怪物……なぜジオの言ったダーク・ファルスだとわかった?」
スレイ「!! ……ああ……前に、見たことがあるからな…。」
ルディ「何!? 前に、って…どういうことだよ!?」
スレイ「いずれ、話す…それまで、待ってくれ…。」
ルディ「………」
ファル「スレイ……。」
フォーレン「全て機能を回復させました。後はゼランで最終的な調整が必要です。…どうかしましたか?」
ファル「ううん…何でもないわ。」
ルディ「そう…そうだな。じゃあ…行こう、ゼランへ!」

ゼラン

フォーレン「OKです。これでアルゴルの環境保全システムは全て回復しました。」
ルディ「色々あったけど、これですべて解決か…。」
ファル「待って! あれを見て!!」
ルディ「雪嵐が止まらない? デゾリスのシステムも回復してるんだろ?」
フォーレン「正しいコントロール信号が発信されているはずですが…。」
ラジャ「だ・か・ら! ガルベルクの塔が原因だと言ったじゃろうが! ガルベルクの塔に住む魔物が雪嵐を巻き起こしておるのじゃい! たまにはワシの言うコトを聞けー!」
ルディ「……うーん。」
ファル「とにかく、デゾリスの雪嵐には 他に何か原因があるってことよね。」
フォーレン「このまま あの雪嵐が続けば… パルマ人はもとよりデゾリアンまで全滅する恐れがありますね。」
ルディ「考えてたってしょうがない! 行くぞ! デゾリスへ!!」
ファル「ええ! あたしも行くわ!」
フォーレン「目的が達成されていない以上、私の任務も継続しています。」
ラジャ「面白くなってきたのぉ!」
スレイ「フン…オレがいなきゃあ 何もできないだろ、ルディ? しかし、氷の壁で デゾリスは自由に動けないぜ。どうする?」
フォーレン「「アイスデッカー」を使えば、氷の壁くらいは突破可能です。」
ルディ「「アイスデッカー」? 何だいそれ。」
フォーレン「ゼランは いざというときは万能要塞としても機能します。デゾリスでの作戦行動を想定して破氷車両も搭載されています。」
ルディ「そんなのがあるなら早く言ってよ!」
フォーレン「では ランディールに積み込んでおきますね。」
ルディ「よし! じゃあ準備ができしだい出発だ!!」
スレイ「やまない雪嵐…か…。」

タイラー エアポート出現後

※「何だ何だ、街のとなりに出てきた でっかい広場は! 色々とヘンなことあるなぁ!」

タイラー ガルベルクの塔攻略後

※「嵐がやんで、これで安心して とっておきの帽子がかぶれるわね!」
※「やっと風がなくなったよ。少しはマシな陽気になったね。」
※「よかった、嵐が止まったよ。これで一安心だね。」
※「嵐がやみましたが、その前に地震がありましたね。」
※「雪嵐がやんだわ。他のパルマ人の街とも連絡がつくようになるかしら?」

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