テルミ

※「あら、見かけない方々。ここはテルミ。いにしえの勇者を祭る村ですわ。」
※「緑も多いし、潮の香りもたっぷり! 勇者さまの像もあるっていうのに…あんなに流砂が大きくなっちゃあねぇ…。」
※「確かに地震もありましたけどね! あたしはあの意地悪ババアがイヤで家を出てきたんですからね! 誰がモンセンになんか帰るもんですか!」
※「最初は軽い気持ちで テルミに引っ越して来たんですが…流砂のおかげで帰るに帰れなくなってしまいました。ウチのかみさんも ああ言ってるしね…。」
※「昔、この村に術者がやってきて、金属に念を込める術を教えていった。それを今に受け継ぐのがこの店だ。」
※「ラデアの塔も、昔来たという術者が作った物だって話だぜ。まぁこれは話に尾ひれがついてるんだろうな。昔の話だからな。」
※「勇者さまを知らないだと!? …このばちあたりめが! はるか昔、悪の魔王に立ち向かい、そして討ち果たした偉大な方じゃよ。」
※「勇者の像は あの丘の上じゃ。どんなに石工が技をつくしても…本物の美しさには遠く及ばなかったといわれておるよ。」
※「昔の勇者といっても、力で相手をねじふせた人なのでしょう? そんなの野蛮人のすることですわ。」
※「…あなたたちからは戦いのにおいがするわ…! 生きていくためには仕方のないことかもしれないけど、あたしはイヤ! あたし、あなたたちがキライよ! 出ていってください!!」
※「ここは歴史のある街よ。なんでも大昔に 勇者さまが訪れ、いたく気に入られたんですって!」
※「ここは勇者の丘。ロマンティックで若い二人にぴったりだろう?」
※「ラデアの塔か。それなら村を南に下ったところだ。そういえば、塔に向かうってやつが この間も来ていたなぁ。背の高いやつでさ、勇者さまの像を しばらく ながめていたっけ。」
※「女の人だったんだぜ、勇者さまってさ。さぞかし美人だったんだろうなぁ。あこがれちゃうよなぁ!」
※「あんたら、観光客? 「アリサの剣」買っていかないか? 安くしよくよ!」

ラデアの塔3階

ルディ「スレイ! やっぱり ここにいたのか!」
スレイ「来たか、ルディ! その短い脚で よく ここまで登ってきたな!」
ルディ「スレイ、冗談言ってる場合じゃないんだ! 頼む! オレたちに力をかしてくれ!!」
スレイ「ん? …ライラはどうした? 何か、あったのか?」
ルディ「実は… ………………」
スレイ「そうか…そんなことが…。ライラ…。まぁしかし、話は早い。「サイコウォンド」さえあれば…!」
ファル「「サイコウォンド」…?」
ファル「ああ、オレは そいつを取りに来たんだ。それこそがジオのマジックバリアを打ち消せる、唯一の武器だ!」
ルディ「じゃあ…スレイ!」
スレイ「サイコウォンドはこのラデアの塔の最上階に封印されているはずだが…実はまだ手に入れていないんだ。これから取りに行くんだが…つきあってもらえるか? サイコウォンドが手に入ったら、その時こそ 喜んで手を貸そう。」
ルディ「あ…ああ、わかったよ。」

ラデアの塔最上階

ルディ「これが…サイコウォンド!」
スレイ「結界を解くぞ!」
ギィ・ラギア「ふぁはははは! これだぁ! この時を待っていたのだぁ! ジオさまの命により このサイコウォンド、いただいていく!」
パイク「ジオの手下か!?」
スレイ「ふん、品のない客が来たもんだ。ルディ、サイコウォンドを渡すな!」
ルディ「言われるまでもないさ! いちいち命令すんな!!」
ファル「もう! そんなこと言ってる場合? 来るわよ!」
(ギィ・ラギア撃退)
ルディ「やったぁ!」
パイク「このサイコウォンドさえあれば ジオも恐るるに足らず、ってわけだ。」
フレナ「…おふた方、どうかなさいましたの?」
スレイ「ファル…きみもか?」
ファル「スレイ……。」
パイク「ど、どうしたんだい、二人とも?」
スレイ「ルディ! すぐクルップに戻るんだ!」
ルディ「え??」
スレイ「もたもたすんな! 行くぞ!!」

クルップ

ハーン「ルディ! ライラさんの様態が急に!!」
ルディ「ライラっ!!」
ライラ「…ルディ…スレイに…会えたんだね……よ…かっ…」
ルディ「ライラ! ライラ! スレイ! おまえの力で なんとかならないのか!?」
スレイ「「黒い波動」はジオ自身の力だけで発するものではない…。さらに 邪(よこしま)な力が加わっている…オレにも治せない…」
ライラ「ルディ…いいのよ、ルディ…。……ス…レイ……」
スレイ「ああ、ここだ…。ここにいるよ…ライラ…。」
ライラ「……スレイ……ルディの…力になってあげて…スレイ…」
スレイ「ああ、…安心しろ…オレにまかせておけ…」
ルディ「ライラ…」
ライラ「ルディ…こっちへ来て…よく顔を見せて…あたしの…気がつかないうちに…一人前の顔になったね……これからは…自分の道は…自分で切り開いて…行くんだ…よ…」
ルディ「ライラ! そんなこと…! ライラぁ!!」
ライラ「ル…ディ……ありが…と………」
(ライラ、死去)
ルディ「!!」
ファル「…うっ…う、うわぁあああああん!」
スレイ「眠れないのか?」
ルディ「オレは…何をしてるんだ?」
スレイ「……?」
ルディ「天涯孤独…ライラにひろわれる前は相当悪いこともしてきた…。ハンターとして…ライラと組んで…今度は金を稼げるだけ稼いだ…。ライラと…結構豊かな生活ができて…それでいいと思っていた…。でも…そのライラももういない…そりゃ仇はうちたいけど…その後、オレはどうするんだろう? 戦う…? 何のために…?」
スレイ「金、か…本当に そんなもののためだけにライラは戦っていたと思うのか?」
ルディ「え……?」
スレイ「おまえがライラに教わったのは戦いの技術だけなのか?」
ルディ「………」
スレイ「もう一度 よく考えてみな!」
ファル「ねぇルディ? あたし…バイオプラントから外に出て…本当に良かったと思ってるの。シードから…いろんなこと 教わったわ…。…海のことも…山のことも…街のことも…人間のことも…。でも…違うのよね。教わった知識と 本当に見聞きするものって…! 海のにおいとか…山の青さとか……街の にぎやかなこととか…人の……あたたかさとか……」
ルディ「…ありがとう…ファル…もういい…もういいんだ…。」
ハーン「ぼくはもうアカデミーにもどるよ。これまでのこと…報告しといた方がいいと思うんだ。そして、アカデミーで対策を立ててもらうよう話すつもりだ。」
ルディ「うん。ハーン…頼むよ!」
サーヤ「あたくしも自宅に戻りますわ。子供たちが待っていますから。」
ハーン「ルディ、……しっかりな!」
ルディ「よし! オレたちも行くぞ!」

クルップ

※「祖父の代からの防具屋も終わり…それもいいかもしれませんな!」
※「ハーン…また行ってしまって…たまには顔を見せにきておくれよ…」
サーヤ「ライラさんが こんなことに なってしまうなんて……ルディさん、気を落とさずに がんばってくださいね。」
※「あれ? 目の下が赤いよ? わかった、いじめられたんだ。」
※「赤い服のおねえちゃん、もういないって本当なの?」
※「年なんか とらなくたって 時が来れば人は死ぬんだよな。こないだは ひどいこと言って悪かったよ…。」
※「おかあさんたちが悲しそうな顔して集まってたけど、何かあったの?」
※「あれ、赤い服のおねえちゃんは どこへ行ったの?」

テルミ スレイ合流後

※「あれ? その兄ちゃん、あんたらの仲間だったのかい?」

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