アイード

※「ここ アイードは流通の街。いろんな物が いろんな所から集まり、そして出ていくのさ。なんだ、ライラさんじゃないスか。おかえりなさい!」 
※「あ、ライラさん! 今日もおきれいですねぇ。サラサラと髪が風になびいて…ヨッ、いい女! にくいよコノ! そんじゃあまた…さよならーっ!」
ハーン「な、なななな何ですか、あのおべんちゃらヤロウは?」
パイク「もしかして 無理矢理言わせてるんじゃないのか?」
ライラ「そこ! 何こそこそ言ってんのよ!」
※「最近、ナルヤから ひっこしてきたんですけどね。家内が マーケットに行ったきり戻らんのですよ。何やってんだか。」
※「この街には 武器・防具屋は2軒あるんですけどね、いいモノ欲しいんだったらハンターギルドそばの店よ! あら、ライラさんにこんなこと言っても しょうがないわね。」
※「街の真ん中がマーケット。その裏がハンターギルドじゃ。どうじゃ? アイードはでっかかろうて。」
※「ゼマから行商に来たはいいけど…この街じゃ こんなりっぱなマーケットがあるじゃないか! しかし 売るもん売らなきゃ恥ずかしくて帰れんよ!」
※「この辺で一番の腕利きといったら「八ッ裂きのライラ」だろうな。」
ライラ「その呼び方は センス無いから やめろっていったろ!?」
ハーン「うーん、確かに。…いたっ! ライラさぁん、なんでぼくをなぐるんですよぅ。」
ライラ「フンっ!」
※「この「みと」っていう占い屋さん、本当によく当たるのよ。こないだなんか、ウチのだんなのヘソクリの隠し場所をズバリよ!」
みと「おお、ライラかえ、この間は世話になったねぇ。あんただったら ただで占ってやるぞえ……フムフム…… ………… …あ…いや……… …ち、ちと今日は調子が悪いようじゃ。また来ておくれ。」
みと「悪いが今日はもう店じまいじゃよ。」
※「ウチの飼い犬が、この間から姿が見えないんですよ。この街の中は、すみからすみまで探したんですけどね。子供がしょげてるのが かわいそうで…。」
※「街の外は怪物が出るから、おいそれと探しには行けないし…。ハンターギルドに頼んでみるっていう手もあるけど、犬を探してくれるハンターなんて、いるのかね?」
※「「ろっきい」……あたしの犬の名前なの。どこへ行っちゃったのかしら…?」
※「オレはハンターだが、最近仕事にありつけなくてな…。それというのもライラとかって女が仕事をみんなかたづけちまうからだ。なんだライラさんじゃないですか。たまには仕事回してくださいよ。」
ライラ「寝言 言ってんじゃないよ! 仕事ってのは回ってくるもんじゃなくて、ぶんどるもんなんだよ!!」
※「やぁ、ライラさんがこちらに見えるなんて おめずらしい。わたしの顔を見に来てくれたのなら歓迎しますよ?」
ライラ「ウフフ、じゃあ 今度また ごちそうになろうかしらね。」
※「ごほん! セキをしてもセキにひとり。さびしいなぁ…。」
※「こないだはコワかったなぁ。すっげぇ軍隊が わーっとアイードの近くを通り抜けてよ。ぶるるるる。飲まずにいられねぇぜ。」
※「こっちは ぶっそうなヒトは あんまり来ないから安心だわ!」
※「ハンターギルドの中にも酒場があるぜ。でもあっちはハンターのたまり場。普通の奴はこわくて近寄らないよ。」
※「ここは牢獄。うかつに近寄らない方がいいわよ。」
※「牢の見張りも楽じゃないよ。退屈で退屈で…。」
※「あ、てめぇライラ! きさまのおかげでオレはこんなところに!」
※「ライラじゃないか。やっとこの街に墓を買う気になったかえ?」
ライラ「冗談! こんなゴミゴミした街に骨をうずめる気はないわ! 歳とったら、もっと静かなとこで のんびり暮らすのよ!!」
※「………」
ファル「ルディ、お墓参りのジャマしちゃいけないと思う。」
※「こんなところにケーキ屋があって ごめんなさい!」
※「わが家は 昔から代々ケーキ屋を営んでいます。温度、湿度の関係で地下の方が よく生地が ネれるんですな!」
ルディ「ふーん。でも、店まで地下に なくてもよさそうだけどなぁ。」
※「うちの娘をかどわかした あのヤサ男め! 今 思い出しても腹が立つわい!」
※「なんか ナルヤの街は たいへんみたいだよ…? うちの娘は元気にしているのかねぇ…心配で心配で。ねぇあんた、いつまでも怒ってないで、うちに寄せてやろうよ。」
※「大きい街に住んでるといえば聞こえはいいけれどね、ギルドなんかが あるもんだから ガラの悪いハンターが集まるんだよ。子供の教育上、よくないんじゃないかねぇ…。」
※「いやーん。」
※「待てコラァ!」
※「この街は ハンターがごろごろしてて 物騒ではあるけれどさ、モンスターが来ても安心とか、いいコトも結構あるよな!」
※「あっれー? 確かに ここに しまったと思ったんだけどなぁ…おーい。でておいでー! オレのヘソク…わぁっ! なんだい、あんたたち! ノックくらい しなさいよ!」
※「ああ ライラさん、こないだは おすそわけをもらって悪かったわね。あのお料理、おいしかったわよ。お皿は洗って返しますからね。」
ハーン「ラ、ライラさんって料理するのか?」
パイク「わからんもんだなー。」
ライラ「いいでしょ別にどうだってぇ!!」
ライラ「やっとウチに帰ってきたね! 今日はもう休もうか?」
ライラ「そうだね。また明日からがんばろう!」
ライラ「そうだね。もう少しがんばろうか?」
※「ここは モタビアで一番大きいマーケットさ!」
※「さすがは 音に聞こえたアイードのマーケットよね! めずらしい物もたくさん! 何時間いても あきないわぁ!」
※「かあちゃん、もう帰ろうよぅ…。」
※「うんせ、うんせ。いっぱい買いすぎちゃって、運ぶのがたいへんだわ。」
※「なんでオレ こんなモノ買っちゃったんだろう? その場のイキオイってのは おそろしいなぁ!」
※「わざわざ あちこち行かなくても ここに来りゃたいがいの物はあるぜ。」
※「わたしたち、マーケットで買い物したくて旅してきたんですけど…ここまで来る旅費で、もう すっからかんなんです。実は ここの宿代も無いんですけど 言い出せずに泊まり続けていて…。ど、どうしたらいいんでしょう!」
※「ねぇ、夜になったら あの窓から逃げましょうよ!」
※「おうおう! オレさまにぶつかって あいさつ無しに行こうってのかい? あ! ライラさんじゃねぇですか! こりゃどーも…失礼しました…へい。」
※「へっ、何がマーケットだよ! 本当に役立つ物はここでないとな!」
※「目移りするけど、いい武器も、腕が良くなきゃ宝の持ちぐされだしな…。」
※「ジオ? 誰の依頼だか知らんがやめときな! 命がいくつあっても足らないぜ!」
※「この街は オレらがいるおかげで比較的 平和だが…ヨソの街じゃあ 丸焼けになったり石にされたり たいへんらしいな! ときに、それが全部 ジオのしわざだってのは本当なのか?」
※「ここだけの話だがな…。アイードの北の洞窟は山の向こうとつながってるっていう話だ。だが、そこに入っていった仲間で生きて帰ってきたヤツがいねぇ! あの向こうにいったい何が……!」
※「最近のモンスターは やたら強くて もうオレの手には負えねぇや。そろそろ 新しい職を考えなきゃなぁ!」
アイリーン「いらっしゃいませ!! あなたのハンター人生を豊かに彩るハンターギルド! 受付はこちら! 登録されたハンターの方でしたら仕事をご紹介させていただきます。ただいまでしたら……これらがご紹介できますが、いかがですか?」
アイリーン「あなたのハンター人生を豊かに彩るハンターギルドにまたどうぞ!!」
※「よぉ ライラ! いつものでいいのかい?」
ライラ「ごめん、今日はそんな気分じゃないの。またね。」
※「よぉライラ! あいかわらずイイ女だなぁ。たまにはつきあわねぇか?」
ライラ「ありがと。あんたが もうちょっと男前になったら 考えたげるわよ。」
※「ものすごい大軍が よく北の洞窟を出入りしてるんだよ。あれが うわさに聞くジオの兵団ってヤツだろうな!」
※「ほう? ライラもいいが このねえちゃんもかわいいじゃないか?」
ファル「きゃーーっ! やだぁ!!」
ルディ「やっ、やめろよ!!」
※「イカすー!」
※「もうちょっと! もうちょっと!」
ルディ「………。」
ライラ「行くよ、ルディ!」
※「しゃがんでなかったかって? ばッ、バカいいなさい! 失礼な!」
※「あら、ライラさんが来てくれるなんて光栄だわ。はりきっちゃう!」
※「こんなご時勢だから、ハンターって景気よさそうだけど…怪物が強くなりすぎて、ごく一部の腕利きしか はやらないんだって。客の入りが目に見えて悪いものね!」
アイリーン「特に いい仕事を隠してないかですって? 失礼しちゃう! この受付嬢歴ゥン年のアイリーンの名にかけて、そんなコト 一切ありません!! さっさと表にまわってください!

ライラが抜けた後

※「ここ アイードは流通の街。いろんな物が いろんな所から集まり、そして出ていくのさ。なんだ、ルディじゃないか。あれ、ライラさんはどうしたんだ?」
※「やぁルディ、今日はライラさんは いっしょじゃないのかい?」
みと「そうか…ライラが…。あのとき 無理にでも引きとめておけばよかったのぅ…。」
※「ルディ、子供はこんなとこ来るもんじゃないぜ?」
※「くっそぉー! 床に穴ほってやるぅ!」
※「夜中に抜け出そうとしたんですけど 見つかっちゃって……。」
※「あたしたち前科者になっちゃった…もう お嫁にいけないわー!」
※「…確かに、望んでこの街に骨をうずめた者は多くはない。だがな、人間 死ぬときは死ぬんじゃよ。」
※「この辺で一番の腕利きといったら「八ッ裂きのライラ」だろうな。そういえば 最近見かけないけど、どうしちゃったのかねぇ?」
※「裏に住んでるライラさんね、ありゃ いいコだねぇ! 今は なんだか物騒な仕事してるみたいだけどさ、子供にゃやさしいしその気になりゃ料理洗濯お裁縫、何でも来いだよ! 今度帰ってきたら、見合いの相手を あたしが世話してやろうかねぇ!」
※「おうおう! オレさまにぶつかって あいさつ無しに行こうってのかい? おっと、ルディじゃないか。ライラさんによろしく言ってくれよ。」
※「ライラは イイ女なんだが、ちっとも口説かれてくれねーんだ。やっぱりオトコがいるのかなー…。そういや最近姿を見ないけど……。」
※「ライラが最近来てくれないんだ。長い仕事なのかな。あの飲みっぷりのいいのがいないと寂しいぜ!」
※「もうちょっと! もうちょっと!」
ルディ「………。」
ファル「ルディ、早く行きましょう!」
※「ルディ、保護者のつきそい無しに来るなんて、いい度胸じゃない?」

ジオ退治後

※「ジオ? そういえば 最近聞かないな。」
※「ここだけの話だがな…。ジオのヤツを どこぞのハンターが倒しちまったらしいぜ! すげぇよな。いったい どこのどいつだろうな!」
※「もう 北の通路を使っても だいじょうぶなんだってな。」

「ティンカーベル家の犬」解決後

※「や、いつぞやは世話になりました。」

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