トノエ

※「ここはトノエ…。うわっ! おまえたち! どうやって入ってきたんだ!?」
※「なんだ、パイクの友だちか…。びっくりさせるなよ!」
※「カウンターのウラをのぞいても 何もありやせんぜ、お客さん?」
※「アルシュリン? そんなもの 知らないよ! けど…何か聞きたいことがあるなら、ドリンじいさんの所に行ってみな!」
※「ああ、モルカムの件は聞いている! ジオのやつめ……!!」
※「ウチの人は 物思いにふけるのが好きで…今もどこかで 何やら 考えているのでしょう。」
※「機械を作るのって我ながらうまいと思うんだけど 料理はダメなんだ。こんどケーキを焼いてみようと思うんだけど、うまくいくかなぁ。」
※「じゃま、じゃま! あんたたち、ボーッと歩いてんじゃないわよ!」
※「パルマ人は 戦争好き。そんな人たちが起こした いくさに巻き込まれるのは まっぴらだわ!」
※「我らの自慢はチタンの精製技術だ。パルマ人の街では チタンの武器なんて見たことないだろ?」
※「いろんな物を作ってれば、そりゃあ失敗したものも多いよ。成功なんてものは、この幾多の失敗の上に成り立っているのさ…!」
※「………。」
ルディ「無視するなよなー。」
※「あん? パルマ人じゃねぇか。あんたらに売るもんなぞ 無いよ!」
※「うわーっ。パルマ人だ! お、お助け!」
ルディ「別に とって食やしないよぅ。」
※「パルマ人が 何しにきた!? でてけ でてけ!」
パイク「………」
パナ「あたし、モルカムに住んでたのよ。でもある日、ジオが攻めてきて…兄ちゃんが懸命に戦ったんだけど…かなわなくて…父ちゃんも母ちゃんも死んで…兄ちゃんと 命からがら 逃げてきたの……うっうっ。」
パイク「パナ…いつか必ず お兄ちゃんが仇をとってきてやるからな…!」

ドリン宅にて

ドリン「わしが情報屋のドリンさまじゃ。いったい 何が聞きたいのかの?」
ドリン「チタン精製の秘密か?」
【はい】→「うむ。しかしそれは「秘密」というだけあって本当に秘密なのじゃよ!」
【いいえ】↓
「この村への通路が岩でふさがれておったのはなぜか、か?」
【はい】→「うむ。ジオの襲来にそなえて あらかじめ閉ざしておいたんじゃよ」
【いいえ】↓
「では「八ッ裂きのライラ」と異名をとる名うての美人女ハンター ライラ・ブラングウェンのスリーサイズか??」
【いいえ】→「なんじゃ、用がないなら話かけんでくれんか。わしゃ忙しいんじゃから。」
【はい】↓
「うむ。上から88・ろくじゅ…」
ドリン「うわっ! 痛いっ!! な、何をするんじゃ! いきなりなぐるとは失敬な! ああ? うわあっ! ライラ・ブラングウェン!」
ライラ「あんた! それを人が来るたび ペラペラしゃべくってんの!?」
ドリン「ひっ、ひえええっ! お助け! おっ、おお、スレイ! スレイではないか? 助けてくれ!」
スレイ「変わらねえな、じいさん! ライラ、まぁかんべんしてやってくれないか? このじいさんも 悪気があるわけじゃないんだからさ。」
ライラ「悪気があってやられちゃ たまんないわよ!!!!」
スレイ「ドリンじいさん、あずけてあったものを返してもらいにきたぜ。あとな、こいつらがアルシュリンをほしいと言っている…。」
ドリン「ああ、アルシュリンでよければ 好きに もっていってくれ! 裏の地下倉庫の奥じゃ。勝手に取りに行くがいい。」
ハーン「あ、ありがとうございます! ライラさん、ではさっそく!」
ドリン「ああ待て! あすこは今 使っとらんでな。ちぃと物騒になっとるかもしれん。パイクよ! この人たちの案内役、やってくれんかの?」
パイク「はい。…パイクという。よろしくな。」
スレイ「じゃオレは このドリンじいさんに用があるから ここでな! おぅそうそう そこのチビガキ!」
ルディ「なんだよ!」
スレイ「ジオを なんとかしてやろうなんて 変な気 おこすんじゃねぇぞ!」
ルディ「え……?」
パイク「………」
スレイ「まだ 今のおまえじゃ 役者が違いすぎるからな! じゃ…縁があったらまたあおう。ライラ…。」
ライラ「え…?」
スレイ「達者で、な。」
ルディ「オレが…ジオを……?」
ライラ「………」

地下倉庫

ルディ「くっ…サビついていて開かない!」
パイク「ああ、これを開けるのは ちょっとコツがいるんだよ。ここを….こう持って…せえの、そぉれっ!」
ハーン「開いた!!」
パイク「よし、じゃあ行こうか。」
ライラ「これがアルシュリン…!」
ハーン「さぁ! はやくゼマに戻って みんなを助けましょう!」
パイク「なぁ…オレもつきあわせてくれないかな? オレは自分の村をジオにやられた…父も…母も…守りきれなかった…! どうしても仇(かたき)がうちたいんだ!」
ルディ「ちょっと待ってよ、パイク! ぼくら、別にジオを倒すために旅してるんじゃないんだよ…?」
パイク「最初あんたらといた 背の高いのが何やら言っていたじゃないか?」
ルディ「あれは…あいつが勝手に…!」
パイク「どの道 この村でいつまでも クサっているわけにはいかない! ダメだと言っても ついて行く!」
ルディ「パイク…!」
ライラ「まぁいいじゃない、ルディ。パイクがいてくれて助かってるし…この先どうなるかなんて、だれも わかりゃしないんだし…?」
パイク「よし、じゃ改めて…よろしくな!」
ハーン「…いいから早く行きましょうよぅ。」

入手後

※「やぁ、さがし物は見つかった? 情報屋のドリンじいさんに聞けば たいがいのことは わかるもんね!」

パイクと分かれた後

※「ここはトノエ…おお、あんたらかい。」
ドリン「おお、パイクが世話になったようじゃな。ありがとうよ。」
パイク「オレは このパナをおいていくわけにはいかん…許してくれ…。」
パナ「お兄ちゃん……」

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