クルップ

※「ここはクルップの村だよ。ハーン! ハーンじゃないか! 帰ってきたのかい!?」
※「ハーン、よく帰ってきたね! サーヤがよろこぶよ! はやく会っておやりよ!!」
ライラ「サーヤ…って?」
ハーン「えっ! いやっ、その……。」
※「このあいだ 西の方で ものすごい煙が あがってたの! どこかで大きな火事でも あったのかしら? 気になるわぁ。」
※「トノエなら北の方だけど、途中の道が迷路になってんだぜ。しかも その入口が大きな岩で ふさがれてるときてる。このあいだまで 開いてたのにな。」
※「食いしん坊な犬だよなぁ! エサをやると、食うわ食うわ!」
ろっきぃ「ばう わう!」
ルディ「うわー。小汚い犬!」
※「あーあ。うちの息子も となりのハーンくらい頭がよきゃあねぇ。」
※「しかたないよな。あの母親の子供なんだからよ。」
※「そこの湖はな、昔 大きな隕石が落ちてできたあとに、水がたまったものなんだってよ。本当かね!?」
※「うちの子も サーヤにあずけておけば安心だわ!」
※「近くの大きな湖に小島が見えるじゃろ? その上に見える建物な、昔から「戦士の神殿」と言われとるんじゃ。わしは昔泳いで行ったことがあるが 神殿へ通ずる道は怪物がうようよ! 危うく逃げ帰ってきたんじゃ。そのときの傷がこれじゃよ。ほほ!」
※「この村の出世頭は 防具屋のひとり息子、ハーンだよ。モタビア・アカデミーの学者なんだ。村の誇りだねぇ。え? なんだハーンじゃないの!」
ハーン「サーヤっ!」
サーヤ「ハーン! 帰ってきてくれたのね! うれしい!」
ハーン「サーヤ! 会いたかったよ! …みなさん、ご紹介します。ぼくの、…ゴホン! こ、婚約者のサーヤです。」
ライラ「婚約者ぁあ!?」
サーヤ「初めまして。サーヤともうします。」
ハーン「サーヤは自分の家で 子供たちに勉強を教えてるんですよ。」
ルディ「へぇ…えらいですね!」
サーヤ「いいえ…こんなことくらいしか できませんから、わたくし…。」
ハーン「こちらは仕事を手伝ってもらってる ハンターのライラさんとルディくん。」
サーヤ「初めまして。…大変なお仕事ですのね、ハーン? ライラさん、ルディさん、ハーンをよろしくお願いしますね。」
ハーン「そんなに心配しなくても だいじょうぶだよぅ。」
サーヤ「いいえ! あなたにもしものことがあったら わたくし……。」
ハーン「サーヤ……。」
サーヤ「ハーン……。」
ライラ「……勝手にやってて…!」
サーヤ「ライラさん、ルディさん、ハーンをよろしくお願いしますね。」
※「サーヤ先生はやさしくってきれいで あたし、大好きよ!
※「最近の破滅的環境破壊には何者かの作為が感じられるんだけど……。」
ルディ「か、かわいくない…」
※「ぼ、ぼく トイレに行きたいけど 授業が終わるまではガマンしなきゃ。からかわれて ヘンなあだなを つけられるのはまっぴらだからね!」
※「ぼく、大きくなったらサーヤ先生をお嫁さんにもらうんだ! 約束したんだ! 本当だぞ!」
※「あたし、サーヤ先生みたいな大人になりたいわ! でもハーンみたいなカレはイヤね。もっとしっかりした人でなくちゃ!」
ハーン「………」
ハーン父「ハーン! 勘当された身で よくもこの家のじゅうたんをふめたものだな!? 店もつがず 勉強ばかりして! そんなものが何の役に立つんだ!」
ハーン「とうさん、今はこの星自体が危ない状態なんだ。それをぼくは科学の力で助けたい! そのために勉強しているんだよ!」
ハーン母「ハーン! よく帰って……。とうさんは ああ言うけど、本当はおまえのことを心配してるんだよ?」
ハーン「わかってるよ、かあさん。…でも ぼくの気持ちは変わらないよ!」
※「だんなさまは、ハーンぼっちゃんのこと、ああ言いますけど…ぼっちゃんが 研究済みの資料をほんの少し流してくれるからこそ、こんないなかでも りっぱな防具を売ることができるんです。」

谷の迷路入口 スレイが仲間になる前に訪れる

ルディ「洞窟みたいだけど、入り口が岩で塞がれてるぞ。」
ライラ「ダメだ。ビクともしないよ、この岩…。他をあたろう。」

谷の迷路入口

ルディ「トノエは この先か?」
スレイ「フン、こんなもの! みんな! さがっていろ!! フレエリ!!」
ルディ「す、すげ……」
スレイ「さ、行こうぜ?」
ハーン「今のは…見たことない技だけど…? テクニックとも違う…。」
スレイ「ふふん…見たことないのも 無理はないか…。これはな、「マジック」っていうモノさ。」
ルディ「マジック…!」

クルップ 谷の迷路でのイベントを見た後

※「トノエなら 北の方だけど、途中の道が迷路になってんだぜ。そんなとこに行くなんて物好きだな。」

「ティンカーベル家の犬」解決後

※「あの犬、あんたらのだったのかい?」

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