アメダス

ネイに うりふたつだ! いったい これは?!
ネイ・ファースト「わたしは ネイ・ファースト。わたしが うまれたのは 2ねんまえのこと。にんげんと どうぶつを かけあわせる じっけんをしていたとき、バイオシステムに ものすごく たくさんの エネルギーが おくられてきた。そして できたのが わたし。にんげんは じっけんは しっぱいだったといって わたしを ころそうとした。けれど わたしは にげのびて バイオシステムから DNAデータを ひきだして モンスターを つくった。じぶんかってに しぜんを いじり、いのちを もてあそぶ にんげんに ふくしゅうするために。だけど わたしのなかには わたしを じゃまする もうひとつの ネイがいた。」
「そっそれは ひょっとして!!」
ネイ・ファースト「そう、あなたたちが ネイと よんでいる そのむすめのことよ! あなたたちは そのネイを なかまだとおもって つれてあるいているけれど ほんとは みにくい モンスターとおなじ。にんげんを にくんでいるに ちがいないわ。」
「ちがう! ちがうわ!」と ネイがさけんだ。
ネイ「わたしは ネイ・ファーストのなかに いるのが つらくて ぶんれつしたのよ! たしかに モンスターとして うまれてきたことは とても つらいし かなしいわ! だけど わたしは モンスターを つくって にんげんに ふくしゅうする あなたのことを みとめるわけに いかないの。」
ネイ・ファースト「なまいきな! そんなことを いったって わたしと たたかうことなど できないくせに。さあ、やれるもんなら やってごらん。」
【NO】→ネイは うなだれて うごかなかった。ネイと ネイ・ファーストは もともとは ひとつの からだだったんだ。ネイ・ファーストを ころしたら ネイだって いきていられない。
【YES】→ネイ「わたしは あなたに これいじょう モンスターを うみだして ほしくないの。わかって!! ねえさん!!」
(戦闘・ネイ敗北)
「ネイ! しっかりするんだ、ネイー!」
ネイ「わたしは もう だめ・・・ユーシス、おねがい。わたしたちみたいな あくまを 2どとつくらないって やくそくして。へいわな アルゴルで みんな しあわせに なってね・・・」
そういって ネイは しんだ・・・ユーシスたちは ネイのからだを そっと よこたえた。
「ネイ! いま かたきを とってやるからな!」
(ネイ・ファーストとの戦闘に勝利)
ユーシスは もういちど ネイのなまえを よんだ。けれど そのさけびごえは むなしく あたりに ごだまするだけだった。
なんだ! これは! アメダスが ゆれている! そうか! ネイ・ファーストが しんだから つかわれなくなった エネルギーが きゅうに アメダスの システムに ながれこんだんだ!!
いったい なにが おこったんだ!! ユーシスたちは いそいで パセオに もどることにした。
(ネイが生きた状態でネイ・ファーストとの戦闘に勝利)
ネイ「ユーシス、わたしは もうだめ・・・ ネイ・ファーストが しんだら わたしも いきていくことは できないの・・・」
そういって ネイは しずかに めを とじた・・・

パセオ クローン・ラボ

クローン・ラボに ようこそ。どなたの さいせいを おのぞみじゃな? このネイという むすめを さいせいするのかね? うーむ、なにをしたら こんなに さいぼうが めちゃめちゃに なるのじゃろう? すまぬが、にんげんいがいのところは みんな こわれていて もとにもどらん・・・このこを、いきかえらせるのは、ぜったいに ふかのうじゃ・・・このうえは、ははなるパセオのだいちに やすらかに ねむらせてあげるのが、よかろうて・・・ひとには いつか しが おとずれるものじゃ。だが、このこは みじかい いっしょうを せいいっぱい いきたのじゃろう? ならば それで よいではないか。きを おとすでないぞ。

パセオ セントラルタワー

「たいへんだー!! みずうみの みずが あふれる!! アメダスで じこがあって、ほんとなら あめになる みずが ぜんぶ みずうみに ながれこんでしまったんだ!! それも とてつもなく たくさん!! このままだと モタビアは みずびたしに なるぞ!! あんたたちも はやく にげたほうが いいぜ!」
これは たいへんな ことになった!
総督「ユーシスくん、じつに こまったことが おきた。バイオモンスターが なくなり ほっとしてたのに この さわぎだ。せめて ダムが あけられれば さいあくのじたいは さけられるのだが あいにく コントロールが きかないのだ。だれかが ちょくせつ あけに いかなければ。
ユーシス「ぼくに それを やらせてください!」
総督「うむ・・・しかし・・・じつに ざんねんなことだが パルマせいふは マザーブレインを くるわせた はんにんとして きみたちの なまえを あげた・・・いま、セキュリティシステムは きみたちを やっきになって さがしている。いま めだったことを するのは きけんだ。」
ユーシス「でも いえで じっとしてたって つかまって しまうことには かわりありません。それだったら ぼくは ダムを あけにいきます。モタビアを はめつさせようとしているのは だれなのか。それを つきとめて みたいんです!」
総督「そうか。ならば なにも いうまい。きを つけてな。」

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