アリマーヤ

※「あなた、いったいなぜ このアリマーヤに きたの。ここは ひどいところよ。」
※「ぼく しってる! ならずものたちのアジトは シュレーンの たてものの なかだよ。」
※「ならずものたちは まだ あと 2つの ダイナマイトを もっていたはずじゃ。とりもどさないと、また まちが こわされてしまう・・・」
※「このまちに ならずものが やってこなかったら ダラムと ティムの おやこは しあわせに くらしていけたのに・・・」
※「ならずものたちは ダイナマイトで ひとびとの いえを こわしていった・・・」
※「ならずものたちは いつも ひがしのほうから やってくる。あの あさやけにうかぶ やつらの シルエットの なんと おそろしいことか・・・」
※「このまちは ならずものたちに おそわれて もう なんにも のこってないわ・・・」
※「ダラムのおじさんは わるいひとじゃない! らんぼうものになったのは ティムちゃんが さらわれちゃったからだよ!」
※「モンスターより おそろしいのは にんげんだわ。」
※「わるいやつらは ようじんぶかくて、かぎをかけた コンテナに にもつを しまいこんでるんだって。」
※「ならずものは、おとこを みなごろしにし、おんなを さらっていき、しょくりょうを うばっていった。」
※「ここに のこされたのは ちからのないものばかり。うえて しぬのを ただ まつだけじゃ。」

シュレーン 最上階

ならずものたちの したいだ。バイオモンスターに やられてしまったのか・・・
おや? ポケットに なにかあるぞ!
(脅迫状)
「ダラムさんよ。あんたの おじょうさんの ティムちゃんは ほんとに いいこだねえ。ニドのタワーに たいせつに あずからせて もらってますよ。あのむすめを ころされたく なかったから 1かげついないに 5まんメセタを もってくるんだ! いいな!」
と かいてある。ダラムは むすめのために ころしや ぬすみを かさねていたのだ・・・

ニド 最上階

ユーシスは きょうはくじょうを わたした。ティムの てが ふるえている。
「とうさんは わたしのために ひとごろしを? わたし、とうさんを とめなきゃ。とうさんのところへ つれていって!」
だが ダラムを にくむひとは おおい。ひとめにつくのは きけんだ。ユーシスたちは ティムに ベールをかぶせ すがたを かくして つれていくことにした。

北の川の橋

ティムは なにか かんがえが あるらしいが いったい どうするつもりなんだろう。
ティム「わたし これから おとうさんに あってきます。あなたたちは そこを うごかないでね。」
ダラム「おい、そこのむすめ! かねをだせ! ださないと きるぞ!」
ティム「あなたのようなひとに わたすものなどないわ!」
ダラム「なにい? なめたくちを ききやがって!」
ダラム「あっ!!!」
ティム「とうさん・・・ひとを ころすのは もう・・・」
ダラム「ティムー!!! ああ おれは なんてことを! まってろ。いますぐ とうさんも・・・」
(ダラム、自爆)
ああ、なんてかなしい ふたりの さいごなんだ!
だが これも もとはといえば よのなかが すさんでいるから おきたんだ。
はやく へいわなくらしを とりもどさなければ。

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