セガ MarkIII(サ行)


スケバン刑事II 少女仮面伝説(セガ・エンタープライゼス 1987年4月19日発売 5,000円)
和田慎二氏の漫画『スケバン刑事』を原作としたドラマの第2弾を題材としたアドベンチャーゲーム。
鉄火面が青狼会に盗まれるという事件から物語は始まる。基本はコマンド選択式のアドベンチャー。各所を移動しながら謎を解いていく。物語を進めていくと要所で敵キャラが出現し、アクションパートに入る。出現する敵をヨーヨーを使って倒していく。アクションは慣れればそれほど難しくは無い。
謎解きパートは難しいが、初代や三代目スケバン刑事が登場したり、所々に隠れキャラが登場したりと、お遊び要素は豊富。

スペースハリアー(セガ・エンタープライゼス 1986年12月21日発売 5,000円)
同名AC版の体感ゲームの移植版。擬似3Dシューティング。異世界「ドラゴンランド」を舞台に、超能力戦士ハリアーを8方向に操作し、ショットで迫り来る敵を倒していきく。全18面。
当時としては大容量の2メガROMを採用し、AC版の多彩な敵キャラを頑張ってかなり再現!AC版での迫力ある巨大キャラを再現する為に、主人公のみにスプライトを使い、残りのオブジェを全てBG(バックグラウンド)面に描画し高速で描きかえるという手法を採用し、MK3とは思えないほどの巨大キャラを実現。プログラムは中裕司氏。
スクロールや敵キャラの動きはぎこちないものの、ゲーム性の再現はなかなか。少し削られてはいるけど豊富な敵キャラは大体登場し、AC版に負けない迫力。ボーナスステージもちゃんとある。「HAYA-OH」という名(名前の由来はセガ元社長の中山隼雄氏からとっているそうな)のオリジナルのボスまで用意されている。
ただ、それぞれのキャラの角が四角く欠けて、それが凄く気になる。特に柱が大量に出てくると角欠けで画面が凄く見難くなってとても辛い。地平線より上の背景がベタ一色なのも少し寂しいかな。
余談ですが、マスターシステム本体で、カートリッジを差さない状態で電源を入れたときに、このスペハリのメイン曲のFM音源版が聴けました。