メガドライブ(ナ行)


ナイトストライカー(タイトー/アイシステム東京 1993年5月28日発売 7,800円)
同名アーケード版の移植作。擬似3Dシューティングゲーム。全21ステージ(うちクリアするのは6ステージ)。
自機「インターグレイ」を操作し、障害物を避けながら迫り来る敵を倒していく。各ステージのボスを倒すと左右に分岐し、6種類のマルチエンディングとなっている。
家庭用としては初の移植。拡大縮小機能を使用してスピード感ある画面作りに成功している。拡大処理を駆使した結果か画面のドットがかなり粗くなってしまっており、見た目は悪くなっているが、スピード感や操作感など、ゲーム性はうまくアーケード版を再現しており、移植度は高い。サウンドもCD-DAでアーケード版そのままのBGMが流れるのも嬉しい。

ニンジャウォーリアーズ(タイトー/アイシステム東京 1993年3月12日発売 7,800円)
タイトー制作の同名アーケード版作品の移植版。サイドビューの横スクロールアクションゲーム。全6ステージ。
プレイヤーは殺人マシーン「KUNOICHI」、「NINJA」を操作し、魔王バングラーを倒すべく敵地へ赴く。
元のアーケード版は横3画面分という巨大モニターが特徴だったが、テレビ画面の上下をカットして横長に見せることでアーケード版の雰囲気を出そうとしている。巨大戦車出現時にスクロールが止まるなどといった差異はあるが、PCE版ではカットされた2人同時プレイや、アーケード版と同じBGMの再生など、移植度は高い。とはいえ、長い長いステージをひたすら歩くといった単調なゲーム展開はやや面白みに欠ける。難易度も高い。
タイトーのサウンドチーム「ZUNTATA」出演のオープニングが追加されている。画像も豊富でファンには嬉しい要素。