ファミリーコンピュータ(ラ行)


ロードランナー(ハドソン 194年7月31日発売 4,500円)
1983年にブローダーバンド社から発売されたアクションパズルゲームをハドソンがアレンジ移植。全50面構成。
穴を掘り、敵ロボットの追尾を避けつつ画面中に散らばる金塊を全て集め、脱出することがゲームの目的となる。
画面は足場となるブロックや梯子、綱渡りロープで構成されている。主人公は自分の左右に1ブロック分の穴を掘ることができ、敵を穴に落として足止めしたり、足場を崩して通路を作ったりしながら金塊を集めていく。掘った穴は一定時間で元に戻るので、これを利用した「時間差掘り」など多くのテクニックが開発された。
エディットモードが搭載されており、ブロックや金塊を自由に配置し、オリジナルのステージを作ることができるのが楽しい。データレコーダがあればステージの保存も可能であった。
オリジナルのパソコン版は一画面構成であったが、移植されたこのファミコン版はキャラクターサイズが大きめで左右二画面分の構成となり、主人公の移動に合わせて左右にスクロールする。一度に全画面を把握することができず、ゲーム性が変化してしまったのが少々残念。パズル性を損ねかねないこの仕様変更はなんでだろう!?やはり低年齢層を意識してグラフィック優先したということなんだろうか。