ファミリーコンピュータ(ナ行)


謎の村雨城(任天堂 1986年4月14日発売 2,600円)
ディスクシステム初期に登場した、トップビュー・画面切り替え型のアクションゲーム。
プレイヤーは剣客「鷹丸」を操作し、刀と飛び道具で敵を倒しながら村雨城を目指す。ひとつのステージは「道中」と「城内」とで構成され、城の城主を倒せばステージクリア。4人の城主を倒し、最終ボスを倒せばオールクリアとなる。エンディングはあるが無限ループする。
ボスまでの道のりは一本道ではなく多少の分岐があり、マップは広大。忍者や山賊、天狗といった敵キャラクターは大量に出現し、その多くは飛び道具を放ってくる。敵の飛び道具は刀で弾き返すこともできるが数が多く、難易度は高め。
江戸時代の日本という舞台設定や和風のデザイン等、素材は悪くなくゲームの出来も良いのだが、同時期に発売された『ゼルダの伝説』の陰に隠れてしまいマイナーな存在となってしまった。