アーケード(ラ行)


ラリーX(ナムコ 1980年11月発売)
ドットイートタイプのアクションゲーム。
自機であるマイカーを操作し、迫り来るレッドカーを避けながら、長方形の迷路状のステージに10箇所配置されたチェックポイント(旗印)をすべて通過することがゲームの目的。画面右側にはレーダーが設置されており、チェックポイントの場所が確認できるので、それを活用しながらチェックポイントをまわっていく。
チェックポイントは1箇所通過するごとに100、200……と得点が上昇していく。1箇所、Sマークがついた「スペシャルチェックポイント」なるものがあり、そこを通過すると、それ以降に通過するチェックポイントの得点が2倍になるので、いかに早くスペシャルチェックポイントを通過するかがスコアアップへの鍵となる。
マイカーには燃料があり、少しずつ減少していく。燃料が無くなってしまうとミスにはならないが速度が激減してしまうのでレッドカーに追い詰められること必至。マイカーはレッドカーを足止めできる煙幕をはることができるが、これを使用する際も燃料を消費してしまうので多用はできない。
迷路は袋小路もありとても複雑。ランダムに配置された岩も厄介で、レーダーばかり見ているとうっかりぶつかってしまう。レッドカーの数も多く、難易度は高め。

ルパン三世(タイトー 1980年4月発売)
人気漫画『ルパン三世』を原作とした画面固定型アクションゲーム。当時としては版権許諾を得て開発されたゲームは珍しい。
プレイヤーはルパン三世を操作し、銭形警部や警備員、犬の追跡をかわしながら8つあるドル袋を持ち出し、全てをアジトへ持ち運ぶと1面クリア。以後ループする。ドル袋は一度に2つまで持てるが歩行速度が遅くなってしまう。ボタンを押すことで1面につき4回までワープすることができるが、どこに飛ぶかが分からないので使いどころが難しい。
このゲームでのルパン三世はシルクハットやマントを身に着けており、どちらかというと初代アルセーヌ・ルパンのような風貌。キャラクターは単色で描かれており、『ギャラクシアン』を体験したあとだと流石に見劣りする。